30歳でバツ2。「二度と結婚はしない」と思っていた女性が、43歳で三度目の結婚を決意できた理由
30歳でバツ2となり、一人で生きていくことを受け入れる
――2回の離婚を経て、結婚に対する思いはどうなりましたか? もう2度としない、って思いましたね(笑)。2度の結婚で、男性を毛嫌いするようになっていたし。まさに男性不信です。子供もいないから「私はこのまま孤独死するんだわ」と思い、そんな運命を受け入れてました。 それに環境も変わらなかったので、出会い自体もなかったですしね。 ――婚活はしなかったんですか? 合コンやマッチングアプリのようなことは一切しませんでした。誘われても断っていました。 親も特に何も言わなかったし、友人関係にいたっては独身の方が多かったので。それよりも「これ以上嫌な思いをするぐらいなら、独身でいいんじゃない?」と言ってくれる人の方が多かったですね。 ――それでは30代はもう仕事一筋で? 仕事と飼っていた猫ですね。当時は猫を3匹飼っていて、猫と遊ぶのが楽しいし、それが生き甲斐でした。 2度の結婚を経験し、「結婚はもうこりごり」と諦めていたナヲさん。一人で生きていくためには収入を安定させたい、と正社員の職業へと転職をします。まったく違う業界にチャレンジしたナヲさんの前に上司として現れたのが、現在の旦那様でした。 本記事では、20代のナヲさんが結婚に2回失敗し、結婚自体を諦めてしまうまでの経緯をお送りしました 続きでは、「まるで漫画にでてくる男性みたい」とナヲさんをびっくりさせたという「運命の彼」の第一印象について、そして三回目の結婚に至るまでをお送りします。
編集者・ライター ミナト薫