ウナギ・サヤカが日本代表としてCMLL女子グランプリに出場「全員のトラウマになって帰ってきたい」
「メキシコ人にギャンをさせます」
"極彩色に翔ける傾奇者"ウナギ・サヤカが10月にCMLL"女子版グランプリ"への参戦はすでに発表されていたが、6日、都内のメキシコ大使館にて記者会見が行われた。 【動画】ウナギ・サヤカが自主興行で葛西純にパイプ椅子へ落とされ見事に散る ウナギが参戦する、メキシコ・CMLL の年に一度のビッグイベント(Crund Pris de Amazzonas 2024 (グランプリ・アマネス)」」は世界から選りすぐったメンバー(メキシコ軍10選手、多国難軍10選手)により争われ、その年のNo.1を決める大会。男子版は 1994年より、女子版は2021年より開始された。 2024年の男子版は8月24日にアレナメヒコにて開催済み(日本代表として辻陽太が参戦)。女子報は10月25日(金)、アレナメヒコにて行なわれる。現在、その他の参加決定選手は2023年優勝者のテサ・ブランチャード(アメリカ代表=タリープランチャードの娘)。その他の選手は順次発表される。 ウナギは6月28日、新木場1stRINGで行われた「ルチャフェス2」にて、ダーク・シルエタよりCMLL日本女子王座を奪取している。 メキシコ遠征の話の前に9月2日後楽園ホールで開催した自主興業について「37歳の集大成としてというか、全て本当に自分がやってきた、関わってきてくれた人たちと一緒にできたって感じで、自分でやりましたみたいな感じではないんですけど。でも、正直どっちかっていうと負けてることの方が多いですし、勝たなきゃいけないし、勝ちたいっていう中で。でも負けてるから何もしちゃいけないのかっていうことは絶対になくて。なのでそういう意味も含めて、同日、自主興行したSareeeeには 絶対負けたくなかったですし、負けてないと思ってます。だから目に見える勝ちだけが全てじゃないっていうのを証明したかった9.2後楽園ホールですね」と振り返った。 そして、CMLL女子版グランプリへの意気込みとして「もちろん優勝しか考えてないんです。私は今から日本語を代表するレスラーになります。なので、ここで優勝することは当たり前だと思いますし、私は正直メキシコと親睦を深めようなんて一切思ってません。 メキシコにウナギ・サヤカの名を残して帰りたいと思います」と優勝宣言をした。 また、歴史あるCMLLに出場について「私、本当にメキシコの選手とか、正直あんまり知らない方が多くて、日本でルチャをする選手っていうのもそんなに多くないし、あんまり触れる機会っていうものがない中で、ルチャフェスに出て、初めてメキシコの選手と肌を合わせて。めちゃくちゃデカいんですよ。めちゃくちゃデカいのにめちゃくちゃ動けるってやっぱ本当にかっこいいなと思うし。CMLL、まだ3人の選手しか闘っていないんですけど、向こうのテリトリー内に侵入するわけで、無限にいるってことですもんね。 なので本当にメキシコの選手制覇して帰ってきたいと思います」と述べた。 メキシコで闘ってみたい選手として、ダーク・シルエタとの再戦、CMLL女子世界王者のウィロー・ナイチンゲールの名前を上げた。 女子板グランプリには20選手が出場するが「多分私も知らない選手が多い中で、向こうもウナギ・サヤカ誰だって思うと思んで、全員のトラウマになって帰ってきたいと思います」と存在感を見せていく覚悟だ。 メキシコに行ったらやりたいことを聞かれると「せっかくこのベルト巻いたので、(CMLL)日本女子という名前ではありますが、タイトルマッチやりたいです。そして、ウィローの持ってるベルトのタイトルマッチをやって(ベルトを)2個持って帰ってきます」と野望も明かした。 また、会見中にはメキシコ大使館の文化担当官のマリア・トリージョさんから激励の花束が贈られた。 質疑応答にてルチャリブレに対する思いについて聞かれると「無いに等しいです。避けてきたわけではないんですけど、やっぱ触れ合う機会があんまりなくて。どっちかっていうと日本でルチャやってる人ってちっちゃい選手っていうイメージがすごいあったっていうのもあるんですけど。なんかそういう意味でめちゃくちゃ大きくて、こんな選手が普通にルチャやってくるっていうのとかも含めて、未体験な場所ではあるので。ルチャをやりますみたいな、多分私はないですが、やっぱりその本場で味わいたいなっていう気持ちはすごく強いです」と言いつつ「傾奇者をみんなに伝染させて帰ってきたい」とも述べた。 知っているスペイン語は?という問いにはちょっと考えて「トランキーロでしょ!あとグラシアス。内藤(哲也)めちゃメキシコじゃん」と言いながら「全然喋れないんで、いっぱいトランキーロしてきます」と回答。 さらにメキシコで味わってみたい、何かやりたいことはと聞かれると「メキシコ人にギャンをさせます。 なんか何て言うんすかね、私の印象なんですけど。メキシコに行きますってなった選手って結構メキシコかぶれて帰ってくるじゃないですか。なんかそれって私の中で違和感があって。やっぱ日本を代表していく意味は、メキシコ大好きになって帰ってこなくてもいいと思ってるんで。 私はもうCMLL乗っ取って帰ってくる。やっぱそのぐらいの意気込みで、気持ちは大きく、口は大きくいきたいと思います。でもタコスはいっぱい食べて帰ってきます」と力強く語った。 この女子版グランプリは日本からのウナギ・サヤカ応援ツアーもあるとのことだ。
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