コパ・アメリカでも出場時は全試合無失点

コパ・アメリカ2024制覇に貢献したマルティネス photo/Getty Images

昨季もフル稼働できていれば、マンチェスター・ユナイテッドの成績も変わったことだろう。この夏のコパ・アメリカ2024でさらに評価を上げたのは、マンチェスター・ユナイテッドに所属するアルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスだ。 昨季は怪我が続き、マルティネスはマンUで14試合しかプレイできなかった。左センターバックの配置が固まらず、これは指揮官エリック・テン・ハーグにとっても痛手だっただろう。 アルゼンチンは安定した戦いでコパ・アメリカ2024を制しており、失点したのは準々決勝のエクアドル戦のみ。それもマルティネスが退いてからの失点で、マルティネスがピッチに立っている時間は無失点だった。 そもそもアルゼンチン代表にて、マルティネスが先発したゲームで敗れたのは2019年のベネズエラ戦のみ。これがマルティネスにとっての代表デビュー戦だった。以降の先発ゲームは全て負けていないことになり、英『TalkSport』はコパ・アメリカ2024で改めて実力を証明したと称える。 SNS上では「彼が世界最高のDFだということを知ってほしい」、「完全にコンディションが戻れば、世界最高のCBだ」と絶賛する声が出ている。新シーズンはマンUでも活躍を続けてほしいところで、守備のカギを握る存在だ。