親を助けられる? 親に助けてもらえる!?「親と同居する理由・しない理由」ランキング
自身や親のライフステージが変わったことで、親との同居を考え始める人も多いのではないでしょうか。しかし実際に親と同居するとなると、デメリットも多そうで不安ですよね。 写真はこちらから→親を助けられる? 親に助けてもらえる!?「親と同居する理由・しない理由」ランキング 今回、株式会社AlbaLinが運営する訳あり物件買取プロは、親と離れて暮らしている社会人500人を対象に「親との同居」についてアンケート調査を実施しました。 【調査概要】 調査対象:親と離れて暮らしている社会人 調査期間:2024年2月29日~3月8日 調査機関:自社調査 調査方法:インターネットによる任意回答 有効回答数:500人(女性333人/男性167人) 回答者の年代:10代 0.4%/20代 21.0%/30代 38.6%/40代 26.2%/50代 12.0%/60代以上 1.8%
親と同居するメリット1位は「金銭面で楽になる」
親と離れて暮らしている社会人500人に「親と同居するメリット」を聞いたところ、1位は半数近くの人が回答した「金銭面で楽になる(247人)」でした。2位「家事を分担できる(134人)」も100票を超えています。 全体としては、「親を助けられる」というよりも、「親に助けてもらえる」と答えた人が多い結果になりました。経済的な余裕があって元気な親なら、助けてもらえることが多そうですね。 一方、高齢だったり、年金のみが収入源だったりする親と同居するなら、「助けてあげられる」というメリットの方が大きくなりそうです。 1位 金銭面で楽になる ・住居費をはじめ、通信費や食費などを抑えられる(30代 女性) ・家賃や生活費など、一人よりは断然楽だと思います(40代 女性) ・持ち家なので、家賃や駐車場代を払わなくて済むなど、金銭的なメリットがある(50代 男性) 二世帯で同居すると、生活費を折半できます。2か所で水道光熱費や家賃がかかるより、一緒に住んだ方が負担は軽くなります。親の持ち家である実家で同居する場合は、家賃もかからなくなりますね。 また「親が所有している車を使える」という声もありました。 2位 家事を分担できる ・料理が出てくる(20代 女性) ・家事を分担できるので、仕事に集中できる(30代 男性) ・母は「掃除」「洗濯」「食事の用意」が完璧なので、やってくれると思います(50代 女性) 「仕事や育児をしながら家事をこなすのが大変」という人にとっては、親と同居して家事を分担できるメリットは大きいでしょう。疲れているときに家事や買い物を代わってもらえたら、とてもありがたいですよね。 家事がしっかりできることで生活が整いますし、食生活の面倒を見てもらえれば体調管理にも役立ちます。 3位 親の見守り・世話ができる ・親に何か緊急事態があった際に、すぐ対応できる(20代 女性) ・元気にしているか毎日確認できる(30代 女性) ・親の健康状態を確認しやすい(50代 男性) 親が高齢になると、健康状態が心配になりますよね。足腰が弱ってくると自宅内で転んでしまい、ケガをすることも少なくありません。同居していれば親の健康状態を把握しやすいですし、病気・ケガがあったときもすぐ対応できます。 親の体調面で気になることがあったときに、病院嫌いの親に対し「早めに病院へ行こう」と促すこともできるでしょう。早期受診すれば、病気の早期発見や重篤化防止の効果も期待できます。 4位 育児を助けてもらえる ・子どもを一人にすることがなく、安全である(20代 女性) ・保育園のお迎えなど、子育てを助けてもらいやすいことです(30代 男性) ・息子が風邪をひいたときでも仕事に行ける(40代 女性) 共働き・シングルで仕事と育児を両立している家庭にとっては、親から育児に関するサポートを受けられるのは大きなメリットです。例えば急な残業が入ったときに保育園のお迎えをお願いできたり、子どもが発熱したときに世話を任せられたりするでしょう。 また「親だけではなく祖父母と日常的に触れ合うことは、子どもの成長や心の安定にとってよさそう」という声も複数ありました。「親以外の大人の意見を聞くこと」「祖父母に昔の遊びを教えてもらうこと」などは、子どもに好影響を与えそうですね。 5位 安心感がある ・精神的な支えになる(30代 女性) ・帰って来たときに人がいる安心感(30代 女性) ・親も子も安心できる(40代 女性) 親との関係が良好だったり、親が頼れる存在だったりすると、一緒に暮らすことで心が安定するという人もいるでしょう。災害があったときなども、親と同居していると心強く、安心できるのではないでしょうか。 6位 困ったときに助け合える ・何かあったときに助け合えること(30代 女性) ・お互いに体調を崩したときなどに看病できて安心(40代 女性) ・助け合って生活できる(50代 男性) 親と同居すると、家事や金銭面、精神面などにおいて、お互いに支え合って暮らしやすくなります。 もちろん離れていても金銭的援助はできますし、電話やビデオ通話で精神的サポートも可能でしょう。しかし近くにいることで、互いの状況がわかりやすくなるので、より助け合いやすくなります。 7位 家に話し相手がいる ・いろいろな話ができる(20代 女性) ・相談にのってもらえる(40代 女性) ・くだらない話でも気軽にできる(50代 男性) 親が話しやすい相手である場合、仕事や学校の愚痴を聞いてもらったり、悩み事を相談できたりします。 離れていても電話などで相談できますが、「電話をかける」という行為について「大げさに捉えられて、無駄に心配をかけるかも」「相手の都合がいいかわからない」とハードルを感じる人もいます。同居していれば食事中などに顔を合わせるので、気軽に相談できるのではないでしょうか。 乳幼児の子育て中は、大人と話したいと感じる人も多いので、親と会話することで息抜きにもなるでしょう。