「ボトックスは試したけれど、やめた」ニコール・キッドマン(57歳)が老化に効果を感じた2つのこと
年齢を重ねても変わらない美しさに多くのファンが驚かされるが、ニコール・キッドマンの現在の美の秘訣は、過剰なケアや制限ではなく、毎日の生活の中で心地よいバランスを見つけることにあるようだ。 〈写真〉2023年3月12日、第95回アカデミー賞に出席したニコール・キッドマン。 ハリウッドを代表する大女優、ニコール・キッドマン。57歳を迎えた今も、年齢を感じさせないその美しさは世界中のファンを魅了し続けている。Netflixの最新作「ファミリー・アフェア」でも、彼女は共演者ザック・エフロンやジョーイ・キングと並んで、圧倒的な存在感を放ち、その若々しい外見が話題になった。しかし、その美しさの裏には数々の努力と試行錯誤が隠されている。 ■スポーツと栄養以外の方法は老化に効果を感じない ニコール・キッドマンは、その美貌ゆえにたびたび整形疑惑が持ち上がってきた。彼女自身、過去にボトックスを試したことを公にしている。以前、ドイツの「TV Movie」誌のインタビューで、彼女は「老化を止めるために色々なことを試しました。でも、スポーツや栄養以外の方法では効果を感じませんでした。ボトックスも試しましたが、最終的には顔が自分らしくなくなり、やめることにしました」と語っている。 実際にボトックスを経験したことで、彼女は自分の顔が「動かなくなった」ことに強い違和感を覚え、それが彼女を自然美志向へと導くきっかけになった。ボトックスは、多くの人々にとって若々しさを保つための手段として人気があるが、ニコール・キッドマンにとっては、自分らしさを失う感覚を与えるものでしかなかった。彼女は、ボトックスをやめた後、本来の美しさを取り戻し、今ではナチュラルなケアに専念している。 ■食事の80%は健康的なものにする 自然美にこだわるようになった彼女は、バランスの取れたライフスタイルを重視している。そのひとつが、健康的な食生活だ。彼女は「食事の80%は健康的なものにして、残りの20%は好きなものを食べる」というアプローチを取り入れている。これにより、厳しい制限を課すことなく、心身ともに無理のない健康法を実践している。ニコール・キッドマンは、食事に関して完璧主義になりすぎないことが重要だと考えている。「時には70%まで下がることもありますが、それでも大丈夫。自分に合ったものを見つけることが大切です」と語る彼女。多忙なスケジュールをこなしながらも、柔軟なアプローチで健康を維持している姿勢が、多くの女性に共感を与えている。 さらに、彼女が重視しているのが質の良い睡眠だ。長時間の撮影やツアーで忙しい日々を過ごす中でも、彼女はしっかりと睡眠を確保し、リラックスする時間を大切にしている。「睡眠は私にとって一番の美容法」とも語るように、疲れた肌を回復させ、自然な美しさを保つためには、十分な睡眠が欠かせないと強調している。 ■無理のない範囲で続ける運動習慣 ニコール・キッドマンの健康的な美しさは、運動によっても支えられている。彼女の家族はマラソン好きな一家で、幼少期から運動は彼女の生活の一部だった。今でも運動は彼女の生活に欠かせないものであり、日常的に取り入れているが、厳しいフィットネスルーティンを課すのではなく、自然なリズムで楽しみながら体を動かしている。夫キース・アーバンとのツアー中でも、可能な限り体を動かし、心地よいペースで運動を取り入れることを心がけている。彼女の美しさの秘訣は、運動を「義務」としてではなく「楽しみ」として捉えるところにあるようだ。彼女はフィットネスを厳しい規則で縛るのではなく、時にはリラックスし、体の声に耳を傾けながら、無理のない範囲で続けることが大切だと信じている。この柔軟なアプローチが、彼女の若々しさを保つ一因となっている。 出典: Nicole Kidman Once Revealed Why She Did Botox But Did Not Like It; Botox Side Effects Everyone Should Know 'I've Tried A Lot Of Things': A Family Affair Star Nicole Kidman Once Revealed Why She Did Botox But Did Not Like It “I didn’t like how my face looked”: Nicole Kidman Was Forced to Confess One Thing She Did To Her Face Amid Plastic Surgery Rumors 文/山口華恵
山口華恵