事件が起きた南アフリカ北東部リンポポ州　Photo： Getty Images

白人が所有するその農場は、南アフリカの農村地域住民の間で、廃棄された食品を手に入れることができる場所として知られていた。 【画像】南アの白人農場主が黒人女性を射殺して「ブタの餌」に…　彼女たちの死体は腐敗し、食べられていた この夏、2人の黒人女性がそこに足を踏み入れたのを最後に姿を消した。 ほどなく農場主と従業員2人が、彼女たちを銃殺し、死体をブタ小屋に遺棄した容疑で逮捕された。警察によると、遺体は豚小屋で腐敗し、一部は食べられていたという。 南アフリカ北東部リンポポ州で起きたこの事件は、人種差別やジェンダーに基づく暴力、白人農家と近隣の黒人住民との緊張関係など、同国が長年抱える問題を再燃させている。

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10月2日、裁判官は拘留中の農場主と従業員2人の保釈審問を11月6日まで延期した。 検察によると、被害者のマリア・マクガソ(44)とロカディア・ンドロブ(35)は、8月中旬に乳製品会社のトラックが賞味期限切れの商品を農場に捨てた後、食料を求めて農場に不法侵入した。 白人の農場主のザカライア・ヨハネス・オリビエは以前から、侵入者には発砲すると決めていたという。マクガソの夫も一緒に侵入して銃撃されたが、彼は一命を取り留めて逃げのびた。