永瀬正敏さんが箱根の野外彫刻を撮影 令和7年版「彫刻の森美術館カレンダー」が販売
俳優として国内外の作品に出演し、写真家としても活躍する永瀬正敏さん(58)が、彫刻の森美術館(神奈川県箱根町)の彫刻を撮影した写真を掲載した令和7年版の彫刻の森美術館カレンダーが販売されている。 【写真】永瀬正敏さん、段ボールをかぶる「箱男」役に「見られないのが心地よくなり、パンツを脱いでも気づかれない」 永瀬さんは宮崎県出身。昭和58年、映画「ションベン・ライダー」(相米慎二監督)でデビュー。平成3年の「息子」(山田洋次監督)で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞など8つの映画賞を受賞した。平成27年から出演作が3年連続でカンヌ国際映画祭コンペ部門にノミネートされるなど、海外での知名度も高い。一方で、写真家としても30年以上のキャリアを持ち、9冊の写真集を発表している。 カレンダーに収められた写真は、彫刻の森美術館の野外彫刻がモチーフとなっている。撮影にあたって永瀬さんは、野外彫刻に「光と影」を用いて新たな生命を吹き込み、ファインダーに収めた。その写真は、あたかもファンタジーのような世界観を持ち、稀有な存在感を放っている。 カレンダーは1540円。壁掛け用でサイズは縦横とも30センチ。彫刻の森美術館のほか、一部書店、ネット書店でも販売している。