スペックはもちろん、握った瞬間の相棒感があったASUSの「ROG Ally X」 #TGS2024
選択肢が増えてきているポータブルゲーミングPC。 現在開催中の東京ゲームショウ2024でも、様々なデバイスに出会うことができました。 【全画像をみる】スペックはもちろん、握った瞬間の相棒感があったASUSの「ROG Ally X」 #TGS2024 ポータブルゲーミングPCは、長時間持ちながら遊ぶことが前提になるデバイスです。最良の機種を選ぶため、スペックだけでなく、手に持った感触も重要な要素になるはず。 LenovoのLenovo Legion Go、One-NetbookのOneXFly、MSIのClaw A1M、GPDのGPD WIN Mini 2024など、各社の機種を触ってみました。1日の間に実際に手に取って比べてみると、違いって見えてくるもので。 その中でも、今回個人的に1番いいなと思ったのが、7月に発売されたばかりのASUSのROG Ally Xでした。
自分の手に、フィットするか
デバイス表面下部の、コーナーの傾斜が、手にフィットして絶妙なホールド感を生んでいます。Claw A1MやOneXFlyにもコーナーの傾斜は採用されていますが、開発期間に5年も費やされたというこちらは一番手馴染みが良いと感じます。 ちなみにLenovo Legion Goは独自の機構のため、表面下部コーナーの傾斜を採用しておらず、良い比較に。傾斜が持ち心地に影響することを実感しました。
ボタンの押し心地は、好みか
複数機種試してわかったことですが、ボタンの押し心地って、こんなにも会社ごとに違うんですね。そして好みも結構あるもんです。 Ally Xのボタンの押し心地は一番好み。硬すぎず、柔すぎず、ちゃんと押し込めている感覚を得られました。
直感的に、好きなデザインか
もう一つ気にした点は、デザイン面。外でも遊べるぐらい、見た目的にもかっこいいものを選びたい。個人的にはシンプルで高級感があるようなものだといいなと。 ROG Ally Xのデザインは、バランスが良く、無駄がないように感じられます。コーナーの傾斜に施されたラインや、背面の通気孔をデザインとして応用しているところが響きました。 そんなROG Ally Xのスペックはこちら。 CPU: AMD Ryzen Z1 Extreme (8コア、16スレッド) グラフィック: AMD Radeon グラフィックス メモリ: 24GB (LPDDR5X-7500) ストレージ: 1TB (PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2) 画面: 7.0型ワイドTFTカラー液晶 価格: 13万9,800円 会場でさまざまなポータブルゲーミングPCを試して感じましたが、機種によって感触が大きく異なるので、持った時のフィーリングを比べてみることをおすすめします。 自分が遊ぶシチュエーションを思い描いて、ぜひ最高の一品に出会ってください!
小野寺しんいち