M.マクグリービーが大会記録で優勝 松山英樹とのラウンドは「本当に夢が叶った瞬間」
マックス・マクグリービー(米)が国内男子ツアーのダンロップフェニックストーナメント(宮崎県/フェニックスカントリークラブ)でトーナメントレコードとなる通算22アンダーで優勝した。 ―トーナメントレコードで優勝した 日本に来た目的の一つが優勝だったので、それを達成できて嬉しく思います。そして何より松山(英樹)選手をはじめ、追ってくる選手になるべく近寄らせないようなプレーをしたいと思っていました。レコードを出すことができたので満足しています。 ―松山選手とのラウンドを振り返って 本当に夢が叶った瞬間だなと思いました。松山選手は世界でベストと言っていい選手ですし、集中力、ゴルフに対する取り組みや意識がとても優れている選手なので、そういうところを見て「学ぶことがあったな」と感じました。一緒にプレーできるとは思っていなかったので、感謝しています。 ―松山選手のプレッシャーはあったか 実際の差より、もっと縮まってるような、そういうプレッシャーはありました。 ―4日間で1ボギーだった 練習ラウンドでグリーンがソフトに感じたので、そこまでグリーンに対しての心配はなかったです。フェアウェイをキープしようというよりは、なるべく林に入れないようにしようというマインドで臨みました。コースをチェックする時には、どっちのスペースが広いかを見て、準備をしていきました。林を避ければグリーンには乗ってくれると思っていたので、その様にプレーをしていった結果かなと思います。 ―タイガー・ウッズやブルックス・ケプカらが歴代覇者 日本に来る前にこの大会について調べて、歴代優勝者のみならず、実際に出場した選手の名前を見て「すごい選手たちが来ていたな」と。その中で優勝できて嬉しく思いますし、また来年以降もここに戻ってきてプレーするのが本当に楽しみになりました。 ―来年はどんな一年にしたいか 安定したプレーがしたいです。それが毎週できればチャンスも増えてくると思いますし、自信もどんどん付いていくと思います。今週は松山選手と回ることができたので、いい財産になりました。今後は怖い気持ちよりかは、ワクワクした気持ちで臨めると思います。