J1京都、PK失敗の2分後にPK成功で同点に 川崎戦は1―1ドロー お互い勝てば残留の一戦を逃す
◆明治安田J1リーグ▽第36節 京都1―1川崎(9日・サンガスタジアム) ともに勝ち点44でJ1残留争いをしている両チームの戦いは、勝てば残留が確定したが、1―1の引き分けに終わった。 後半14分、川崎がカウンターから先制点を奪った。後半から出場したFW山田新が縦パスを受けると、ドリブルで抜け出し、ゴール右へ決め切った。山田は今季16点目となった。 1点を追う後半28分、京都はVAR判定の結果、相手ハンドによるPKを獲得。同32分、FWマルコトゥーリオが右足でシュートを狙ったが、相手GKに止められた。しかし、GKによる反則があったとし、2分後にPKのやり直しが決定。キッカーはFW・Rエリアスに変更となり、冷静に左足で決めた。お互い残留を懸けた一戦は1―1の痛み分けに終わった。 勝ち点1を分け合った両チームの勝ち点は45。勝ち点35で18位の磐田がG大阪戦に敗れれば、京都、川崎の同時残留が確定する。
報知新聞社