富士フイルムイメージングシステムズ、ファイル管理・共有サービス「IMAGE WORKS」にコンテンツ提供サイト作成機能を追加
富士フイルムイメージングシステムズ株式会社は5日、クラウド型ファイル管理・共有サービス「IMAGE WORKS」において、コンテンツ提供者が販促コンテンツを掲載するWebサイトをノーコードで作成できるオプション機能「コンテンツ提供サイト」を、12月12日より提供開始すると発表した。価格は個別見積もり。 IMAGE WORKSは、企業が保有する画像や動画などのコンテンツを、安全なクラウド上で一元的に管理・共有できる法人向けクラウドサービス。さまざまな企業において、広報宣伝活動や販促活動での画像・動画の提供・配信に使用されているという。 今回発表した「コンテンツ提供サイト」は、販促コンテンツ提供者が、画像・動画を強調して表示できるWebサイトをノーコードで作成できる機能。コンテンツ利用者に見せたい順番で画像・動画を並び替えたり、分野・目的別に表示したりでき、使ってほしいコンテンツを強調して示すことが可能となっている。また、コンテンツ利用者のブランドイメージにあった色を設定したり、販促コンテンツの訴求ポイントなどのテキスト情報を追加したりすることも可能だ。 こうした仕組みにより、コンテンツ利用者はキーワード検索を行わずに、目的にあった画像・動画を選定し活用でき、販促物の制作時間の大幅短縮につながるとした。 一方で、販促コンテンツの利用者権限を制限し、コンテンツのダウンロードを不可とすることで、顧客に公開する一般的なWebサイトとしても利用可能。重要なパートナー企業や会員など、対象者を限定して閲覧できるサイトも構築できる。 また「コンテンツ提供サイト」では、IMAGE WORKSにアップロードする販促コンテンツの属性情報に連動して、Webサイトに掲載するコンテンツが自動更新される仕組みとなっており、更新作業の簡略化と、タイムリーな情報配信を行えるとしている。
クラウド Watch,石井 一志