「3分割ルール」で最強脚長コーデ! 低身長でもスタイルよく見せるコツをプロが解説
特に小柄な人にとって効果絶大。手持ちのアイテムを使いながら着こなしを劇的に変化させるスタイリングテクニック「3分割ルール」について、UK版『ELLE』が分かりやすくレクチャー。 【写真】冬のおしゃれに差をつける!ストリートに学ぶスタイリングテク10
アボカドトーストを好むような“ザ・ミレニアル世代”の人ならば、「フレンチタック」はかつて自分たちがとても真剣に行っていた神聖な儀式だったと認めるだろう。 「フレンチタック」はシルエットについて考えた「3分割ルール」と呼ばれる包括的スタイリング理論の一例だ。つまり「クィア・アイ」でタン・フランスはシャツをタックインする効果だけではなく、同時に、より魅力的なシルエットを作り出すための全体的なスタイリング理論を語っていたのだ。
3分割ルールは簡単に説明するとハリウッドやTikTokを席巻する昔ながらのスタイリング法で、シルエットを均整の取れたプロポーションに分割することで、見た目を縦長に見せるテクニックだ。3分割ルールでは、体を胴体と脚の2つに分けるのではなく、上半身・腰から太もも・膝下の3つに分けて考える。 そして、服をコーディネートする際は、2対1の比率を維持する。つまり、ルックの3分の2を1つの服、残りの3分の1を別の服で構成するのだ。具体的には、タン・フランスが提案するように、ハイウエストのスカートにトップスをタックインしたり、ミニドレスに素足でメリージェーンのフラットシューズを履いたりする着こなしがこの考え方に従っている。
若いTikTok世代は、「不必要にシャツの前を折り込みすぎ!」と嘆くかもしれないが、ミレニアル世代がこのスタイルを好んでいたのには実際、正当な理由があった。この単純な行為は、着こなしを劇的に変え、さらに脚を長く見せることさえできたのだ。そして、小柄な女性の場合、脚を長く見せるというアイデアは、時にたまらなく魅力的に感じるものだ。 「3分割ルールは、魅力的なスタイルを作るために活用できる最も役立つスタイリング方法の1つです」と、元ファッションエグゼクティブでブランド創設者のリザ・ベルモンテは話す。「誰でも役立つルールですが、小柄な場合は特に効果的です」