「3分割ルール」で最強脚長コーデ! 低身長でもスタイルよく見せるコツをプロが解説
自身も小柄なベルモンテは、オルセン姉妹やその他の小柄なセレブのスタイルを分析する動画で、ネット上でファンを獲得。小柄女性に特化したブランド「Kjisen」を設立しているほか、最近では自身の考えを「Every Body Gets Dressed」という人気の週刊ニュースレターにまとめている。 ベルモンテによると、3分割ルールは視覚効果を狙ったものだという。「体に長さの印象を与えるためには、途切れない縦のラインを作るのがおすすめです。たとえば、短いトップスにハイウエストのズボンを合わせると脚が長く見えます」。小柄な女性なら誰もがよく知っているように、錯覚は強力な武器だ。 今シーズン、このルールをどのように自分のワードローブに適用すべきだろうか。ランウェイではローライズのデニムやドロップウエストのシルエットなどが次々と登場しているが、安心してほしい。3分割ルールは健在であり、デザイナーたちは依然としてこのルックを強く支持している。
実際、2025年春夏コレクションのランウェイで披露された「ロエベ」のマイクロミニのワンピースは、三分割ルールの最も極端な例と言えるだろう。モデルたちは裾に向かって広がるAラインのワンピースでキャットウォークに登場し、これまでで最もミニ丈の2対1の比率を体現した。マイクロミニはここ数年のトレンドで、サブリナ・カーペンターのような小柄なセレブの間で好まれるスタイルだ。しかし、こうした超ミニワンピは日常着としては少々難易度が高いかもしれない。
もう少しウェアラブルな例を探しているなら、「マックスマーラ」、「ヴィクトリア・ベッカム」、「マイケル・コース」の最近のランウェイを参考にしてみよう。これらのブランドは、マキシシャツやテーラードパンツにホルターネックのトップス、シャツ、ストラップレスのコルセットデザインなどを組み合わせた、時代を超えたハイウエストのシルエットを提案している。これらのスタイルを見れば、2対1の比率を維持することで、背が低く見えることもなく、より自由にプロポーションを楽しめる、という3分割ルールの利点を実感できるはずだ。