一番短いボブへア「ピクシーボブ」が人気! 顔の形にあった取り入れ方など、ヘアスタイリストが解説
スタイリング方法
ピクシーボブをスタイリングする際には、他のショートヘアやレイヤードヘアと同様に、自然なウェーブや質感を考慮することが重要。これらの要素は、スタイリングにかかる時間やメンテナンスの頻度に大きな影響を与える。 「ストレートヘアの場合、ピクシーボブをスタイリングする最良の方法は、丸ブラシを使って髪の根元から毛先に向けて持ち上げながら形を整えることです」とファームストーン氏。「カールヘアの場合は、濡れている間に顔周りの髪をツイストしたり揉み込んだりしながら形を作り、跡がつかないノーマーククリップを使用してボリュームを加えたり抑えたりするのがおすすめです」 自然なボリュームやウェーブを持つ髪の持ち主であれ、細くて扱いが難しい髪であれ、ファームストーン氏は髪を保湿し、熱から守ることの重要性を強調する。 「まず、『バンブル&バンブル』“ヘアドレッサーズ インビジブル オイルプライマー”で、髪を保湿しながら熱ダメージを防ぎます。その後、ふんわりとしたボリューム感とテクスチャーを出すために、テクスチャースプレーを使うのがおすすめです。これで髪がペタッと平らにならず、立体感のある仕上がりが叶います」
さらに、カールがある髪には“カール デファイニング クリーム” がおすすめとのこと。「このクリームはカールをしっかりとFIXし、自然な動きを生かしながらスタイリングを簡単にしてくれます」
ピクシーボブが似合う顔の形を知ろう
どんなヘアカットでも重要なのは、気に入ったスタイルをそのまま真似するのではなく、自分の顔の特徴やバランスに合うようアレンジすることだ。「スペクトラム ワン ヘア エクステンションズ」の創始者、ケイティ・グリムショー氏によると、一般的にピクシーボブは楕円形、四角形、ハート形の顔に最もよく似合うと話す。 「このカットを試す前に自分の顔の形をよく考え、スタイリストと相談しながら自分に最適なバージョンを見つけることをお勧めします」とグリムショー氏。「顔が小さく、繊細な特徴を持つ人には、短めで先細りのスタイルが特によく似合います。一方、顔の一部が大きめだったり顔の幅が広い人は、このスタイルを選ぶ際に慎重になるべきです。バランスを誤ると、顔全体がさらに広がって見える可能性があります」とアドバイスしている。