「6回の手術や準優勝ばかりの現役生活」にピリオド。39歳GK山本海人が引退を発表「うれしかったことも悔しかったことも全てが私の財産」
「これからはゆっくり恩返しをしていきたい」
福島ユナイテッドFCは1月10日、山本海人の現役引退を発表した。 静岡県出身。エスパルスのアカデミーで育ち、2004年にトップ昇格。10年から1番を背負い、12年まで所属。以降は神戸、千葉、横浜FC、熊本、そして福島で活躍した。 【画像】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集! 現役最後のクラブとなった福島が公式サイトで山本のコメントを掲載。39歳の守護神は「2024シーズンをもって、現役から退く決断をいたしました」と報告し、以下のように続ける。 「人生の半分以上である21年間、プロサッカー選手としてプレーできたことを、とてもうれしく思います。充実した楽しい時間でした。 尊敬する両親と兄、愛する妻と息子は、私にとって大きな支えでした。幼い時からサッカー小僧で迷惑ばかりかけていたので、これからはゆっくり恩返しをしていきたいと思います。 また、お世話になったクラブ、指導者、仲間、ファン、サポーターのみなさまには、感謝の気持ちでいっぱいです。サッカーを通して、貴重な経験と多くの思い出ができました。本当にありがとうございました。自分自身がここまで成長できたのは、多くの方々の助けや期待があったからこそだと思っています。これからもサッカー人として、何かしらの形で貢献していけたらと思いますので、今後ともよろしくお願いします」 これまでのキャリアを「6回の手術や準優勝ばかりの現役生活でした」と振り返るが、「常にサッカーに愛情を注ぎ、全力で取り組むことができました。うれしかったことも悔しかったことも、全てが私の財産です」。最後に「長い間、本当にお世話になりました。またいつの日か笑顔でお会いしましょう」と伝えた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部