【びわこボート・西スポ杯】“九州代表”の山田康二が3年半ぶりの西スポ杯Vへ
<5日・びわこボート・5日目> 休刊前の西日本スポーツの発行エリアである九州から、佐賀支部の山田康二がファイナルに生き残った。 準優10Rはインから08のトップSを決めての速攻劇。「スリットまでの途中で体を起こしてタイミングを調整した」とほぼ完璧な仕掛けと対処で、しかも「そこから出ていった」という猛烈なパワー。「ターン回りや乗り心地の部分は日替わりですけど」と話すが、その部分も相対的には優勢で、「足には満足している」というのも大いにうなずける仕上がりだ。 9月に控えるGⅠ開設72周年記念「びわこ大賞」へのあっせんも決まっており、「今回いい調整ができて、周年へも楽しみな材料です」と手応え。西スポ杯は2021年3月に地元のからつでV。3年半ぶり2度目の西スポ杯制覇で、さらに弾みをつける。