「女優さんみたい」河本結&新垣比菜、復活優勝した黄金世代の2人を写真で振り返る【24年女子プロフォトアルバム⑥】
2024年の女子ツアーを盛り上げた人気選手たちの1年間を6回に分けて写真(アルバム)で紹介。最終回は黄金世代で24年に復活優勝を遂げた河本結と新垣比菜を写真で振り返る。 河本と新垣のスマイルショットとビューティスウィング
「いつかいい結果が出る日まで頑張ろうと思ってた」(新垣)
新垣比菜は昨季ヨネックスレディスで復活優勝を果たした。2018年サイバーエージェントレディスで黄金世代プロ初優勝一番乗りを達成してから約6年ぶりの通算2勝目だった。 新垣は初日こそ3アンダー68で12位スタートだったが、2日目に1イーグル、7バーディ、ボギーなしの9アンダー63をマークして通算12アンダー単独首位に浮上。最終日も4バーディ、2ボギーの70でまとめ、通算14アンダーで逃げ切った。優勝の瞬間はキャディを務めた兄と涙の抱擁をして喜びをかみしめた。 優勝インタビューで涙の理由を説明した。 「私自身は最初のうち涙を我慢できたけど、お兄ちゃんや(同世代の吉本)ひかるちゃんの涙を見てぐっときました。いつかいい結果が出る日まで頑張ろうと思ってやってきました。お母さんやお兄ちゃんにまた活躍する姿を見てもらいたいなと思って頑張ってきました」
「遠回りしたけど優勝できた」(河本)
河本結も昨季NEC軽井沢72ゴルフトーナメントで復活を告げる優勝を成し遂げた。2019年アクサレディスinMIYAZAKIで1勝目を挙げてから約5年ぶりの美酒だった。 河本は初日に6アンダー66で回って2位につけると、2日目も6アンダー66を出して単独首位へ。最終日は1オーバー73と苦しんだが、我慢のゴルフで新鋭政田夢乃の追撃を振り切り、通算11アンダーで逃げ切った。 優勝から遠ざかった5年間は米ツアー挑戦、撤退など苦しい時間を味わった。優勝記者会見ではその思いも言葉にした。 「つらい思い、情けない思い、悔しい思い、悲しい思い、いろいろな心ないことを言われて、泥水飲んだじゃないけど、遠回りして、でもまたこうやって優勝できた。今までやってきたことのおかげで優勝できたし、自分がゴルフに100%向かい合っているから今の自分があるのかなと思います」 新垣、河本はともにビジュアル面でも注目の女子プロ。昨年12月に行われたJLPGA年間表彰式ではドレスアップした姿が話題となった。
2人のドレス姿がSNSで話題に
河本は右肩を出したグリーンのドレス姿で出席し「いろいろ探してパッと目を引いたグリーンのドレスにしました」と少し恥ずかしそうに笑った。新垣はスレンダーなスタイルにノースリーブの清楚な純白ドレスをまとって登場。当時のSNS上では「新垣プロ、ウェディングドレスみたい」「もう女優&モデルのレベル」とフォロワーの声が上がっていた。 今季は年間女王・竹田麗央、山下美夢有、岩井明愛、千怜の姉妹が米ツアーに参戦。原英莉花も米下部ツアーに挑戦する。主力がごっそり抜けた後、誰が主役に躍り出るのか。その最有力候補の中に河本、新垣が入るのは間違いない。 写真/岡沢裕行、姉崎正、大澤進二、有原裕晶
みんなのゴルフダイジェスト
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