トラブル発生! 事故や悪天候の影響でキャディーバッグが届かなかった… 手ぶらでゴルフ場に到着しても一応プレーはできるの?
クラブをレンタルできるゴルフ場は意外と多い
ゴルフ場へラウンドをしに行く際は自前のクラブやボール、そしてティーやマーカーなどの用具をそろえたキャディーバッグを持参しなければなりません。 【画像】「クラブ忘れ」以外にこんな行動も謹んで! 「迷惑ゴルファー」5選
しかし、たとえば宅配便が事故や悪天候の影響で届かなかったなど、何らかのトラブルが起きないとは言い切れません。そのような状態になったら「せっかく来たけど、プレーさせてもらえないのでは?」と心配になることもあるでしょう。 では、最悪キャディーバッグを忘れてきたとしても、ラウンドに参加することは可能なのでしょうか。ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は以下のように話します。 「ゴルフ場の中には『レンタルクラブ』が何セットか常備してあるところもあるので、万が一“手ぶら”になってしまった際は、レンタル料を支払ったうえでクラブやキャディーバッグを借りてプレーすることも可能です」 「何らかの理由で届かなかったという理由のほかにも『重いキャディーバッグを持ち運ぶのは大変』という人や『ラウンド回数が少ないから借りた方が安上がり』と考えている人も一定数いるので、ゴルフ場からクラブを借りてラウンドすることは特段おかしな話ではありません。しかし、注意点として理解しておいてほしい点もいくつかあり、まずクラブの年式が新しいものとは限らないことです」 「レンタルクラブの受付を積極的にしているところでは最新モデルを借りられる場合もありますが、全てがそうなっているわけではないです。行った先のゴルフ場で貸し出しの頻度が少ないようであれば、型落ちしていてなおかつ性能面も若干劣るものを使わざるを得ないと思います」 「また、借りたクラブが自分の体格やスキルと見合っていないことも考えられます。たとえばドライバーだと、力のある人が柔らかいシャフトのものを使うと、ボールがつかまりにくくなって大きく曲げてしまうでしょう。そのため、クラブの特性に慣れるのに数ホール要さないといけないかもしれません」 SNSなどを見てみると、少なからずキャディーバッグごと持ってくるのを忘れてしまった人はいるようです。特に「ゴルフ場に到着して、クルマのトランクを開けたらないことに気が付いた」といった体験談を語る投稿も見受けられます。