世界陸上の東京開催決定「うれしく思う」小池都知事会見7月15日(本文1)
「Next Fashion Designer of Tokyo」作品募集を開始
特に、インクルーシブデザイン部門ですけれども、障害のある方から助言を受けて、作品をブラッシュアップするワークショップも開催いたします。また、各部門で優れた力を発揮した方に、商品作りなどビジネスに役立つ経験を積む機会を提供いたします。そして審査。作品制作の様子については、動画で配信もいたしますので、応募者の皆さんも、自らの努力の過程をSNSで発信していただいて、一緒に盛り上げていただければと思います。 やっぱり東京はファッションの発信地なんですね。そして学ぶところでもあるんですね。ただパリコレだけではありません。やはり国内のファッションというのは、糸偏の国、日本ですから、そこのデザインを研ぎ澄ました形で、世界に発信をしていくということは、いろんな意味でプラスだと思います。 審査員ですが、特別審査員としてご参画いただきますのが、山本耀司さんです。先日、国際的な舞台で、モード界を牽引されていることで有名な山本耀司さんのパリコレを、実際に私も目の前で見てまいりました。作品の素晴らしさはもちろんですけれども、演出、舞台装飾に至るまで、ショー全体が魅力的で、きっとパワーに圧倒されていたんですね。こうした経験や知見を、このコンクールにも生かしていただきたいと思っています。都としまして、この取り組みを通じて、世界の舞台で活躍する学生デザイナーを発掘、育成をしていくというものでありまして、ぜひともふるってご応募いただければと、このように思います。
24日にウクライナ避難民と都住住民との交流会
前に、装苑賞っていう、やはり、なんて言うんですかね、学生に賞を与える、そちらのほうはそれこそ山本耀司さんとか、世界に名だたる日本のデザイナーの登竜門みたいな形で参加されるんですね。こちらのほうも、そういう学生さんの、なんでしょうか、競い合って、素晴らしいデザインを提示していただく、そういう舞台をつくっていきたいと思っておりますので、どうぞ多くの方がご参加いただければと思います。 次です。ウクライナ。ウクライナからの避難民への支援について一番最新のところでお伝えしておきます。都では3月からウクライナの避難民の皆さんの受け入れを行ってきたところです。現在、都営住宅には105組187名が入居されています。で、避難生活が長期化してきております。そういう中でウクライナの避難民の方と居住者の方とのコミュニケーションを図っていこうという新しい取り組みを設けました。今月の24日に都営住宅で「東京みんなでサロン」を開催いたします。交流会ではリズム楽器を使った参加型のミュージックワークショップ。それから職員から寄付されたおもちゃを子供たちにプレゼントする企画。これは都庁の職員も子供さんたちを抱えて避難してこられている方々へなんかできないかと、職員の有志の皆さんがいろいろ考えてプレゼント、おもちゃをプレゼントしようかっていう流れになったものです。 それから学校ですけれども、就学については公立の小中学校と都立高校に加えまして、新たに都立大学でウクライナから日本に避難してきた学生1名を受け入れております。それから生活の糧になります就労ですけれど、就労についても避難民の方や採用を検討している都内の中小企業などを対象にしまして専用の窓口を開設する。そして相談支援を行っているというところです。引き続きまして、国、そして区市町村とも連携して避難民の方に寄り添った支援を行ってまいります。 以上、今日は5点についてお伝えいたしました。それではどうぞ。