世界陸上の東京開催決定「うれしく思う」小池都知事会見7月15日(本文1)
EVは住宅への電力安定供給にも有効
今日は電力危機にも活用できる具体的な方策についてお伝えしておきましょう。まずEV、電気自動車ですね。それと、V2Hと呼んでおりますが、これはVehicle、車、to、toは2じゃなくてto homeですね、家。走る蓄電池であるこのEVと、それから家とを結んで、蓄電が必要なときに、車でためた電気を家で使えるという、防災にも役に立つというものです。 で、このEVですけれども、HTTの蓄める機能を持っているという、今、申し上げたように、走る蓄電池ですし、それから電力需給に余裕のある時間帯にあらかじめ充電をしておくと、逼迫時にこのV2Hを使ってEVに充電した電気を自宅で利用できると、で、電力の安定供給にも有効ということであります。 このEVの普及を進めていくように、さまざま都として補助金を用意しておりまして、EVとプラグインハイブリッド自動車、こちらも充電しますからね。で、EV、PHVについて、それと太陽光発電がセットになりますと、ご覧のとおりの補助金が拡充されて購入ができると。それから、戸建て住宅の充電器の設置。こういうコンセントを付けるんですけれども、こういうのを、車のためのコンセント、200ボルトが、単純に100ボルトよりも倍速になりますので、これを、200ボルトの充電器などを付けられるための費用、これについても補助を創設いたします。いたしました、ですね。
都外の関連施設への太陽光発電導入を支援
まずV2Hですけれども、EVと太陽光発電、これがセットになりますと、全額の補償と、補助ということになります。これ、かなり大きいもの、大胆な考えかと思いますので、ぜひ、進めてはいかがでしょうか。また、再生可能エネルギーをご入り用のご家庭、もうすでに太陽光パネル付けてるのよというおうちなどでは、コンセント型の機器の設置で、これでそのまま付ければいいという形になります。これらの充実した補助金ですけれども、今日からの受け付けでございますので、ぜひご利用いただければと思います。 それから、これはまさに東京電力管内のパイが、今のところ、火力発電所が時にダウンしたり、でこぼこありますけれども、しかしながら、だいたい東電管内で、【そんなのやって 00:11:35】、なかなか融通っていうのが難しい。連携っていう形も、時にこんな、になりますので、そういうことを考えますと東電管内での、どうやってパイを増やしていくか。きのうも総理の発言などで原発の話もありましたけれども、しかしながら東電管内においては、こういった方法などで進めていくことが現実的かと思います。で、これを、今お話しするのが、都外、都のほかの太陽光発電を設置される、そういう導入についての支援をするということです。 前にもちょっとお話ししたかとは思いますけれども、要は東京の会社が所有しておられる都外の工場などに、再エネの設備を設置された場合。例えば千葉にある工場ですね。製造工場の屋根に太陽光でも付けようかっていう話になりますと、そこで再エネの設備を設置して、そこで電力を使用する場合、補助を行うというものであります。都外なんですけれども、都外で発電をして、その場所で活用をする一方で、結局はCO2の排出がそこで減りますので、それは環境価値を東京の会社に移転するという考え方、仕組みとなります。これによって、東京電力管内での再エネ利用を増やすことになる。そして、電力の安定的な確保に貢献ができるということになります。先日も1都8県の会議で、各知事にこの取り決めを説明させていただきました。こちらのほうは受け付けが来週の20日からとなりますので、ご活用いただきたいと思います。 で、都におきまして、こうやって節電、HTTの動き、これなどを子供さんが主役になって進めてもらいたいということから、節電アクションに取り組む、「わが家の環境局長事業」を実施しております。これから夏休みでありますので、7月の20日からホームページ上で、Tokyo Cool Home BINGOを提供いたします。