世界陸上の東京開催決定「うれしく思う」小池都知事会見7月15日(本文1)
東京都の小池百合子知事は15日午後、都庁で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が定例会見(2022年7月15日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が定例会見(2022年7月15日) ◇ ◇
生前の安倍氏から提供されたアジの絵を掲示
産経新聞:冒頭、知事からお願いいたします。 小池:はい。突然ですけれどもこちらにあるアジの絵が2018年にパリで東京都が風呂敷展をやりまして、その際に各界の方々に風呂敷のデザインをお願いしたとき、安倍総理から提供していただいたもので、晋三のはんこが押してあって。とても味のある、味というのはあれですけども、こういう絵をお描きになったのを思い出しまして。もうあっという間に1週間がたったんですね。本当にあらためて、謹んでのお悔やみを申し上げます。 先日、弔問にも伺いました。それから告別式も参列をいたしまして、これまでの感謝の念、そしてお別れを申し上げてまいりました。告別式当日、一般の方々も数多くお見送りに訪れておられ、まさしく国民に敬愛されたリーダーだなということをあらためて実感しましたし、それにしてもこのたびのご逝去、まさに不条理としか言いようがございません、こうした不条理が故人を失った悲しみ、そして今回の蛮行に対する憤り、より大きなものにしているというように思います。あらためまして衷心からお悔やみを申し上げます。元総理、安らかな眠りにつかれることを、心からお祈り申し上げます。 ということで、冒頭、この風呂敷プロジェクトの際に、こういった本当に、なんて言うんですかね、アジなんだけれども、すてきな作品をご提供いただいたこと、あらためてご紹介しておきたいと思います。
世界陸上の2025年東京開催が決定
また今日、冒頭、私のほうからは5件お伝えすることがございます。コロナの関連については現在のこのような状況を踏まえまして、今日、対策本部会議を開催いたしますので、都としての方針等々、これらについてはあらためてお示しをさせていただきます。その際、またぶら下がりの場を設けますので、そこでまとめてやりとりもしたいと思っております。 それではまず1本目です。2025年の世界陸上の東京開催が決定いたしました。お知らせをいたします。日本陸連が招致を進めてきたものでありまして、今日、東京での開催がWorld Athleticsによって決定されたということです。まさにあしたから、アメリカのオレゴン州、ユージーンで、熱戦が繰り広げられるのが世陸であります、世界陸上。皆さん、ご存じのとおり、この世界陸上というのは200を超える国や地域から2000名のトップアスリートが集まる世界最高峰の大会であります。今回、東京ということで決まりまして、2025年の会場には国立競技場が予定されております。 東京での開催ですが、前回は1991年ということで、以来2回目の開催になります。多くの都民の皆さんが世界最高水準の選手による熱戦を目の前でご覧いただいて応援していただく、そのための絶好の機会となろうかと思います。また、スポーツを通じまして、次の時代を担う子供たちに夢と希望を与えることができると。都といたしましても、東京2020大会はじめとして、これまで培ってまいりました国際スポーツ大会の運営ノウハウ、これを生かしまして、大会の成功に向けて関係者の皆さんと共に積極的に取り組んでいきたいと思います。 そして今日から日本陸連のご協力の下で、これまで開いてきた91年の東京大会、そしてそのあと大阪大会もございました、そこでのメダルなどの展示を行います。都庁の、今、オリンピックの、オリ・パラの展示をしているところ、コーナーがありますが、都庁の第一本庁舎の2階、こちらで実施をいたしますので、ちょうど夏休みの期間にも入ることですし、お立ち寄りいただければと思います。生活文化スポーツ局の担当となっております。 次がHTTの推進に向けた取り組みについてのお知らせであります。今日もなんだか梅雨に逆戻りしたようなお天気ですが、一方で比較的暑さもしのげているかと思います。そしてまたこれからが夏本番という時点に差し掛かってきている。節電、省エネに取り組む一方で、コロナ対策、熱中症予防と、もう二重三重に課題が重なっておりますが、そこでぜひ、小まめな換気の心掛けをお願いしますし、また、エアコンも適切にお使いをいただければと思います。