「正直迷う、みんな良すぎて」杉内俊哉コーチもうれしい悲鳴 シート打撃で好投した山崎伊織の“緩急”を絶賛
◇プロ野球・巨人春季キャンプ(17日、沖縄・那覇) 巨人の杉内俊哉投手チーフコーチは17日、投手陣の仕上がりに太鼓判を押しました。 【画像】ブルペンで近藤大亮投手をみる杉内俊哉投手チーフコーチ 沖縄に移動し迎えた2次キャンプの2日目。シート打撃では、昨季2ケタ10勝を挙げ先発陣を引っ張った山崎伊織投手がマウンドに上がりました。 ここまでの投手陣の仕上がりについて「投げる投手みんな、順調に調整してますんで、今日投げたメンバー以外にもみんな素晴らしいボール投げてるんでね。正直迷うところですね。みんな良すぎて」とうれしい悩みを打ち明けます。 なかでも山崎投手は、坂本勇人選手や秋広優人選手、門脇誠選手などの主力を相手に好投。打者8人と対戦しヒットは1本に封じました。 杉内コーチは、山崎投手の緩急を駆使した投球を絶賛。「彼の持ち味ですし、ああいう風に遅い球を投げられるところはすごいですよね。他の投手には投げられないと思うので」と目を細めました。 18日からチームは、今季初の対外試合がスタート。初戦のサムスンライオンズ(韓国)には、ドラフト1位・西舘勇陽投手が登板します。 「大学の時の投球をそのままぶつけて欲しいかなと思うんでね。国が違うので、参考になるかどうか分からないですけども、まっすぐは強いので、間違いなく。自分のまっすぐがどれぐらい通用するか、試して欲しいかなと思います」と期待を寄せました。