桐蔭学園が2連覇、5度目の頂点 東海大大阪仰星に40-17
第104回全国高校ラグビー決勝(7日、桐蔭学園40-17東海大大阪仰星、花園)前回優勝の桐蔭学園(神奈川)が東海大大阪仰星(大阪第2)に快勝し、2019、20年度以来2度目の連覇となる通算5度目の頂点に立った。東海大大阪仰星は3大会ぶり7度目の優勝とはならなかった。 桐蔭学園は前半10分、敵陣ゴール前でFW陣が連続攻撃。アドバンテージをもらうと外に展開し、CTB松本桂太(3年)がトライを決め、5-0と先制した。その後、相手を自陣深くまで攻め込ませない。すると30分、自陣からパスを細かくつなぎ、WTB西本友哉(2)が左サイドを突破して敵陣深くへ。CTB松本、FL小川健輔(3年)から再びボールを受けた西本がトライ。SO丹羽雄丸(3年)のゴールも決まって12-0で前半を折り返した。 後半4分、東海大大阪仰星はSO吉田琉生(3年)のトライ(ゴール)で12-7とした。桐蔭学園はラインアウトからモールで25メートルほど押し込んでHO堂薗尚悟(2年)がトライ(ゴール)し、その2分後にはSO丹羽のトライ(ゴール)で26-7とリードを広げた。16分にはSO丹羽の突破から好機を広げWTB西本がトライ、22分にもSO丹羽がトライを奪取。「東の横綱」は40-7から相手にトライを2本返されたが、今大会5試合目を戦い抜き歓喜した。