「1万円台までのひとり温泉」女性におすすめ!千葉・神奈川の大満足な温泉宿
食事は基本的に野菜を中心とした養生食。玄米を主食に、野菜の煮物・揚げ物・酢の物・和え物をバランスよく提供します。自家菜園で採れる野菜も使用しており、夏は万願寺トウガラシ、長茄子、トマト、きゅうり、甘長トウガラシ、食用ほおずき、オクラなどを栽培。朝のハーブティーに使用するバジルやレモングラスなどのハーブもお宿で育てたもの。季節ごとに変わる旬の野菜をじっくりと味わってください。 永井さん的おすすめポイント 本当に好きで、いろいろな場所で紹介しているので「またこの人の紹介か」と宿の方は思っていらっしゃるかもしれないですが…(笑)。箱根というドメジャー温泉地にありながら、ひとりに優しいという時点で花丸! お宿自体も静かに過ごしてほしいというメッセージを発信されていますし、人数制限や年齢制限など養生宿としてのセットアップが完璧なんです。館内も清潔でシンプルで、無農薬の野菜を使った養生食も本当においしい。体にいいものをたくさん食べられて最高です。価格もお手頃で、ひとり客ばかりなので、初めての“ひとり温泉”にはベストなんじゃないかな。 養生館 はるのひかり ◆神奈川県足柄下郡箱根町湯本554 ひとり泊¥16600~ https://harunohikari.com/ 温泉オタク会社員 永井千晴 1993年2月生まれ。学生時代に温泉メディアのライターとして、半年間かけて日本全国の温泉を取材。その後旅行情報誌『関東・東北じゃらん』編集部に2年間在籍。退職後は別業種で会社員をしながら、Twitterやブログで温泉の情報を発信している。現在も休みを見つけてはひとり温泉へ出かける温泉オタク。2020年には、エッセイ『女ひとり温泉をサイコーにする53の方法』(幻冬舎)を出版。 取材・文・構成/堀越美香子 企画/木村美紀(yoi)