【最近話題のミント増えすぎ問題】植えたら後悔するかも?繁殖力が強いハーブ&つる性植物<4選>
全国各地で「ミント増えすぎ問題」が話題になっているのをご存じでしょうか? 軽い気持ちで植えた1株のミントが庭や畑を埋め尽くし、さらに近所で雑草化するといった事例がSNSなどで多数報告されています。 【写真1枚目/全4枚】鉢植えで育てていたはずのアップルミント、地下茎でとんでもない場所に「逃げ出す」の図。 植物の中には、ミントをはじめとした生育旺盛で繁殖力の強いものがいくつかあります。こうした植物は地植えすると広がりすぎてしまい、知らずに植えると後悔することも。 そこでこの記事では、植える前に知っておきたい、生育旺盛で繁殖力の強い植物4選を、参考価格とともにご紹介します。 安心して楽しむための方法もお伝えするので、気になる植物があった方は参考にしてくださいね。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
この記事で紹介する「繁殖力が強すぎる」ハーブ&ツル性植物
・ミント類 ・ジャーマンカモミール ・アイビー(ヘデラ) ・ハツユキカズラ
安易に植えてはいけない「生育旺盛で繁殖力が強い」ハーブ2選
●ミント類[落葉多年草] 冒頭でもふれたミント類は、スーッとした清涼感が心地よいハーブ。さまざまな香りの品種があり、ハーブティーやスイーツ、芳香剤など楽しみ方もたくさんあります。 しかしミントは「植えてはいけない植物」として有名です。 とても強健な植物で生育旺盛。地下茎でどこまでも広がっていきます。数年たつと茎が木のように固くなり、撤去するのも一苦労。 わずかに残った地下茎や、カットした茎からも根を出して繁殖するため、一度庭に植えると取り返しがつかなくなりがちです。 記者は鉢植えでアップルミントを育てていますが、毎年植木鉢が地下茎でパンパンになります。また、写真のようにいつの間にか離れた場所から生えてくることもあります。 ※参考価格:200~600円前後(3~3.5号ポット苗) ●ジャーマンカモミール[一年草] リンゴのような甘い香りのハーブティーで知られるジャーマンカモミール。春から梅雨時にかけて、野趣あふれるかわいらしい花を咲かせます。 ジャーマンカモミールは花付きがとてもいい植物。一年草ですが、花が咲き終わると小さな種を無数につけるため、毎年こぼれ種からどんどん増えて群生します。 また、アリやアブラムシがたくさん集まるため、虫が苦手な方は不快な思いをするかもしれません。 ハーブティーを楽しむために植えるなら、タネがつく前にこまめに花を収穫しましょう。 ※参考価格:120~500円前後(3~3.5号ポット苗)