J1昇格した岡山 木山監督「そんな小さいことにこだわらない」下馬評を覆す挑戦が始まる
創設20年目で初のJ1昇格を果たした岡山が9日、岡山市内で始動した。寒風が吹き荒れる中、フィジカルメニュー中心に約1時間30分、汗を流した。木山監督は「選手の状態を見たかった。非常にいい状態」と腕をぶした。 昇降格制度が始まった98年以降、J1初昇格チームは計15チーム。うち6チームが1年でJ2へUターンしている。14年以降は昨季の町田を除いて、全3チームが降格。指揮官も「ほとんどの人が我々を一番下だと思っているだろうし、恐らく現実的な立ち位置だと思う。たくさんデータも見た」と厳しい戦いを覚悟する。だが「そんな小さいこと(データ)にこだわらない」。初昇格をつかみ取った「走る」「戦う」をベースに、下馬評を覆す挑戦が始まった。