正月太りの「ぽっこり腹」をへこませるには?美しすぎるバレエダンサーが教える、腹筋の深い鍛え方
この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。 【動画】元バレエダンサーが教える、深い腹筋の鍛え方とは? もっと筋肉をつけたい、お腹を鍛えたい。どうしたらぽっこり腹をへこませられるのだろう。そんなあなたに、元バレエダンサーでフィットネスコーチのジュリー・グランジェによる腹筋の鍛え方をお届けしよう。 プレスリリースによれば、ジュリー・グランジェはニューヨークで大人気のコーチらしい。生徒にはモデルのカーリー・クロスやバーバラ・ブッシュ(ブッシュ元米大統領の娘)らがいるそうだ。元バレエダンサーのジュリーが発案した、ピラティスとバレエを組み合わせたフィットネス、ブルックリン・バー©が支持されているのだ。著書『La vie en mouvement(原題)』(Eyrolles刊)をジュリーがフランスで刊行したのを機にパリで取材、姿勢の要となる腹筋をどう鍛えればいいのか、教えてもらった。
デッドバグ
腹筋を鍛えるとき、腹横筋と呼ばれる深層筋を忘れがちだ。この筋肉は背骨から下腹部を左右に包み込んでいる。正しく使えるようになればウェストが引き締まり、上体が伸び、骨盤を支え、お腹のたるみ防止となる。この筋肉を働かせるには、「デッドバグ」エクササイズが最適だとジュリー・グランジェは言う。床に仰向けに寝て、両腕を空に向かって上げる。両足は曲げておく。息を吸いながら右腕を頭の上、後方に伸ばし、同時に反対の足(つまり左足)を地面から離して前に伸ばす。息を吐きながら、脚と腕をゆっくりスタートポジションに戻す。反対の腕と足で動きを繰り返す。これで1回。10回x3セット行う。
ジゼル
もうひとつ、今度は安定性をもたらす脇腹の筋肉、腹斜筋を鍛えるエクササイズだ。ジュリー・グランジェはこれを「ジゼル」のエクササイズと呼んでいる。仰向けのまま、両腕を頭の上へ持っていき、円を作る。両足は前回のエクササイズ同様曲げておく。4つ数えながら腕を自分の前方へ突き出し、同時に上体を太ももに向かって起こす。できるだけ高い位置をキープしたまま体を右にひねる。腕も体と一緒に右へ。ひねった体を元に戻したら、スタートポジションに戻る。左も同様に行う。これで1回。10回x3セット行う。 ジュリー・グランジェによれば注意点として、「上体を起こすときに勢いをつけてはいけません。腹筋の力で起こします」