レバノン首都南郊の建物が爆発、ミサイル着弾の瞬間をカメラが捉える 外交と並行して敵対行為も激化
25日、イスラエルとレバノンの武装組織ヒズボラの停戦が近く発表される見通しだと伝えられる一方、レバノンの首都ベイルート南郊でイスラエルの攻撃により建物が爆発する様子がカメラに捉えられた。外交努力と並行して敵対行為も激化している。 レバノンの首都ベイルート南郊で25日、イスラエルの攻撃により建物が爆発した。カメラはミサイルが着弾する瞬間を捉えていた。 一方バイデン米大統領とマクロン仏大統領は近く、イスラエルとイラン支援下にあるレバノンの武装組織ヒズボラの停戦を発表する見通し。レバノンの関係者4人が25日、明らかにした。 レバノンの国会副議長は25日、米国の停戦案の実施開始に「重大な障害は残っていない」と明らかにした。 外交努力と並行して敵対行為も激化している。23日にはイスラエル軍がレバノンの首都ベイルートに激しい空爆を行い、少なくとも29人が死亡した。一方ヒズボラは24日、イスラエルに向けてこれまでで最大規模のロケット弾250発を発射した。