(次期衆院選)立憲民主党が「受け皿」となるためには?
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年8月9日に公開された動画のテーマは「立憲民主党の次期衆院選戦略」 立憲民主党で選挙対策委員長を務める大串博志衆院議員が初登場。国会が休会中の今は地元と東京、そして全国各地で候補者擁立のために各地を回っていらっしゃいます。今日は、次期衆院選の戦略や、候補者擁立の状況を伺いました。 【このトピックのポイント】 ・国民の声の受け皿となる候補者を求めて ・接戦で競り負けないための2つの戦略 ・野党共闘は「真ん中からリベラルで、今の政治を変えたい党と」
大串氏は佐賀県生まれ。大蔵省(現財務省)を経て2005年に衆議院議員に初当選。民主党政権では復興大臣政務官・内閣総理大臣補佐官など、東日本大震災の実務面を担う要職を務められました。 財務省では予算関連の仕事に取り組まれていた大串氏。政治の道を目指したのは、国民の税金で成り立つ予算が、高級官僚の天下り組織とその向こうにいる族議員の力関係で流れていることに憤慨。「納税者の目線を失ったのは、自民党一党独走の政治で緊張感を失ったから」と感じ、二大政党制的に国民が選択肢を選べるよう、立憲民主党を選んだそうです。 復興関係で、金融関係を担当する政務官を担った大串氏。 とくに、ローン返済中の家屋を津波で失い、働く場所も奪われた中、ローン返済だけが残る「二重ローン」問題を中心に、被災された市民をどう支えるかに取り組み、現地に幾度となく足を運んだそうです。 「東日本大震災は未曾有の災害。今でも多くの皆さんが現地に帰れないでいる。国をあげて取り組んでいかなければいけない課題」と訴えます。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして大串氏に回答していただきました。
国民の声を受け止める受け皿となる、全国200名の候補者を擁立
「緊張しますねえ」といいながら、大串氏が元気よく引いたのは1番。まさに今お伺いしたいテーマ、「立憲民主党の次期衆院選戦略」です。