【伝説のEクラス物語】メルセデスW124には特別なモデルがあった!希少かつクレイジーなスペシャル「E」の5台とは?
パワーステアリング、エアコン、電動ウィンドウ、レベリングコントロールなどの実用的な装備が標準装備され、最小の6気筒ガソリンエンジン(初代260馬力、後に280馬力)または5気筒ディーゼルエンジン(250馬力)のみが搭載された。
試乗車では、小さくて滑らかに回る直6がサイレントサーヴァントの役割を完璧に果たした。その160馬力は、静かに堂々と走り続けるにはまったく十分なものだ。222,000km以上走行しているにもかかわらず、ボディにきしみが聞こえず、ねじれも感じられないという事実が、メルセデス・ベンツの基準で丁寧に造られた、その堅牢な構造を物語っている。 3列目に座って主賓の気分を味わう。この感覚を伝えられるバンやエステートカーがあるだろうか?
Boschert B300-24 Sport(ボシャート B300-24 スポーツ)は4人乗りのSLを目指した
この「124」のオリジナルパーツはドアとトランクリッドのみ。フロントバンパーとボンネットは自作のGRPパーツで、「SL(R129)」のラジエーターグリルを加工してビルトイン。
フロンフェンダーとリアサイドパネルは標準パーツのように見えるが、Cピラーは約25cm前方に移動されている。ホイールベース、インテリア、駆動系に変更はない。
プロポーションがおかしく、トランクが小さすぎる。4バルブ直列6気筒エンジンは高回転を好み、オートマチックギアボックスは早めのシフトチェンジをする。リモコンでエンジンを始動できるのも、このクルマには合っている。しかし、このクルマの何がいいのかよくわからない。
B300-24はスポーツカーのような走りではなく、あくまでCE 300-24の走りだ。220馬力の4バルブ直列6気筒エンジンは高回転を好み、オートマチックギアボックスは早めにシフトし、穏やかに、そしてアクセルに従順に進んで行く。
このブラバス E6.5 V8は暗黒の力だ
「ブラバス E6.5 V8」のベースとなったのは「E500」。「バッジグリル」と白いウインカーを備えた「124」モデルシリーズは、1993年夏の終わりに、フェイスリフト(“Mopf 2”)の一環として、新鮮な顔を与えられた。
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