SHADE RACINGの初ポールポジションに平中克幸「コースとの相性が良いことは分かっていた」。清水英志郎「雨は『良い結果につながる』」【スーパーGT第6戦GT300予選会見】
悪天候による予選キャンセルを想定し、事前に「公式練習のタイムを決勝グリッド順の決定に使用する可能性がある」とされたスーパーGT第6戦SUGOの土曜を終え、GT300クラスでトップタイムを記録したシェイドレーシング GR86 GTの平中克幸と清水英志郎が、午前のコンディションを振り返るとともに「明日も(中止にならないレベルで)降って」と本音も漏れる決勝への抱負を語った。 【写真】2024スーパーGT第6戦SUGO シェイドレーシング GR86 GT(平中克幸/清水英志郎) 平中克幸 19周/ベストタイム:1分29秒368 「うれしいです。SHADE RACINGとして3年目、昨季はSUGOで初の表彰台に乗りました。コースとの相性がすごく良いというのは分かってましたし、それを今季はなんとしても優勝に繋げたいという気持ちが強かった。そこに向けいちばん良い位置からスタートできるので、本当に良かったと思います」 「公式練習のタイムがグリッド順の決定に使われるかもしれない、というのは事前の通達で聞いていましたので、出ていってすぐからもう『長めの予選』だと思って。つねにアタックしていたのが良かったのかな。あとは序盤から後半で雨量が増えたときも、タイヤがつねにグリップしてくれたので、そこはすごく強みになったと思います」 ■清水英志郎 6周/ベストタイム:1分35秒663 「昨年のSUGOでは事前にテストの機会があり、そのときは20号車も上位のタイムを出せていたので、今回のウエットコンディションは『良い結果に繋がるのでは』と心のなかで思っていました。今回、平中さんのタイムが実質ポールということで、すごくうれしいです(平中:そのとき、ウエットで乗ってないよね?)」 「はい、補足すると僕が走ってたわけでなく(笑)。平中さんのタイムを見て『調子いいんだな』と勝手に思ってました。(平中:ダンプ路面で、交代時にはほぼドライになってしまった)」 「僕的には、あまり明日も晴れないで、この状況がチェッカーまで続いてくれた方が安心かなと思っていま……(平中:中止になっちゃうよ笑?)そうならない程度の、ほどよい雨量の感じで続いてくれればありがたいなと思っています」 [オートスポーツweb 2024年09月21日]