甲山親方の次男、伊勢ノ海部屋に入門 埼玉栄高3年・斎藤忠剛、国スポ少年の部4位で、高校生初の三段目付け出しの資格得てデビューへ
大相撲の甲山親方(元幕内大碇)の次男・斎藤忠剛(17)が27日、伊勢ノ海部屋で入門会見を開いた。来年1月6日の新弟子検査に合格すれば、三段目付け出しで初場所の土俵に上がる。 埼玉栄高3年生の斎藤は国スポ少年の部4位となり、高校生初の三段目付け出しの資格を得てデビューする。相撲巧者であり、「強みは立ち合い強く当たって、前に出る相撲」とパワーも持ち合わせている。 同じく埼玉栄高出身の兄・若碇は九州場所で十両に昇進しており、兄弟関取への期待もかかっている。 高校ではキャプテンとしてチームを引っ張ってきた。会見に同席した埼玉栄高相撲部の山田道紀監督は、高校時代の実績に加え「精神力は豪栄道や貴景勝(ともに埼玉栄高卒)レベル」と高く評価する。 斎藤も「貴景勝関のような、気合の入った相撲が取れれば」と話していた。
中日スポーツ