午前2時35分終了 ズベレフが深夜の激闘制し全米OP16強、四大大会100勝到達<男子テニス>
全米オープン
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間31日、男子シングルス3回戦が行われ、第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク33位のT・M・エチェベリー(アルゼンチン)を5-7, 7-5, 6-1, 6-3の3時間36分の激闘の末に逆転で下し、2年連続5度目のベスト16進出を果たした。試合終了時刻は深夜2時35分だった。 【シナー、ズベレフ、メドベージェフら 全米OP組合せ】 27歳で世界ランク4位のズベレフが同大会に出場するのは2年連続9度目。2020年には準優勝を飾っている。 悲願の四大大会初制覇を狙う今大会は1回戦で世界ランク100位のM・マーテラー(ドイツ)、2回戦で同77位のA・ミュレール(フランス)を下し3回戦に駒を進めた。 現地30日の23時頃に開始した3回戦、第1セットでズベレフは両者1度ずつブレークを奪い合い迎えた終盤の第11ゲームで2度目のブレークを許し先行される。 それでも第2セット以降は徐々に主導権を握ったズベレフが7度のブレークに成功。試合を通じ54度ネットに詰めそのうち39ポイントを獲得する積極性もみせたズベレフが3時間36分で逆転勝ちを収めた。試合終了時刻は日付を回り現地31日の2時35分だった。 なお、1997年生まれのズベレフはこの日の勝利で1990年以降に生まれた男子選手として初めて四大大会マッチ100勝(34敗)に到達した。 勝利したズベレフは4回戦で世界ランク50位のB・ナカシマ(アメリカ)と対戦する。ナカシマは3回戦で第18シードのL・ムセッティ(イタリア)を下しての勝ち上がり。
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