2分でできる、がんこ汚れを作らない習慣とは?綺麗な部屋をキープするための「ついで掃除」のポイント
◆「ついで掃除」で汚れをためない 床掃除はロボットにまかせるとして、キッチンの油汚れ、洗面台やお風呂、トイレなど水回りの汚れも日々の掃除が必要です。 きれいな状態はキープしたいけれど、掃除が好きというわけではない……というジレンマを解消するため、日常動作に「ついで掃除」を組み込んでいます。 【ついで掃除いろいろ】 ・食事が終わったらテーブル横に置いてあるウェットティッシュでダイニングテーブルを拭き、余力があれば椅子も拭きます。 ・洗った食器を拭いてちょうどよく湿った布巾で壁とコンロの油汚れや水ハネを拭きます。掃除後の布巾は洗濯機へ。 ・冷蔵庫は、週に一度の宅配が届く前のストックが少なくなった状態のときに、庫内をアルコールで拭き上げます。 ・洗面ボウルは、ハンドソープで手を洗うついでに泡がついた手で「なで洗い」。気分がのったときは手を拭くタオルで鏡と水洗金具の水アカや石けん汚れを拭き取り、掃除後のタオルは洗濯機へ。
◆かかっても2分 ・お風呂の浴槽は、夫が朝シャワーをするついでにボディソープをスポンジにつけて洗います(水や皮脂のアカを落とすだけなら専用洗剤でなくてもいいと解釈しています)。 ・排水溝の髪の毛は気づいたときにティッシュで拭きとります。窓のないユニットバスの場合は24時間換気扇をつけっぱなしにすることでカビ予防ができると知り、壁や床は軽くシャワーで流したあと換気扇をつけ乾燥させています。 ・トイレの便器や床は3日に1回くらいトイレに流せるクリーナーシートで拭きます。トイレに入ったついでに便座などを拭き上げるため、わざわざトイレ掃除をしにきたという感覚にはならずにすんでいます。 どれも30秒くらい、かかっても2分ですみ、流れの中でほぼ無意識に身体を動かしているので、「掃除しよう!」と意気込まなくても気づいたら「なんだかいつもきれいだな~」と感じられる状態が続きます。 がんこな汚れになるまで放置しないから、強力な洗剤の出番もなく、年に一度の大掃除も今は季節のイベント感覚で、そんなに大変だなと思わなくなりました。 ※本稿は、『これからの人生を豊かにする 時産 時間と心に「余白」が産まれる暮らし方』(文藝春秋)の一部を再編集したものです。
マキ
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