大久保嘉人さん、名物コースの仕掛けを上回る見せ場を演出!「トライアルゴルフ&リゾート OITA COURSE」でナイスショット
サッカー元日本代表の大久保嘉人さん(42)が九州のゴルフ場を巡る企画は、今回も大分のコースを満喫した。訪れたのは大分市の「トライアルゴルフ&リゾート OITA COURSE」。季節外れの半袖でのプレーも違和感がない恵まれた天候の中、ナイスショットを連発した。(松田達也) ■「トライアルゴルフ&リゾート OITA COURSE」をもっと詳しく 名物コースの演出に負けない〝見せ場〟をつくった。池越えで距離が長く、難所ともいえる8番ショート(205ヤード)。大久保さんが6番アイアンで放ったティーショットはグリーン手前のバンカーに着弾した。そこから気持ちを切り替え、絶妙なショットでワンパット圏内に寄せ、確実にパーをセーブした。 この8番ホールは、ワンオンすれば手前の池から噴水が上がる仕組みとなっている(手動ですが)。この日は遊び心をくすぐる仕掛けが見られず、大久保さんは「惜しかったね」と悔やみながらも、ピンチを脱出する技術の高さを発揮した。 かつての「大分東急ゴルフクラブ」から、今年2月に現在の名称に変更した。トライアルゴルフ&リゾートの塚本善郎総支配人は「ティーショットの位置からグリーンが見えないコースが多く、戦略性が高いのが特徴です。距離を飛ばせばいいだけではないという難しさもあります」と説明してくれた。ベントとバミューダという2種類のグリーンを使い分けており、それぞれの特徴に合わせて楽しめる。 大久保さんは仕事の都合などでプライベートでのラウンドの頻度は以前より減ったというが、1番ロング(485ヤード)で260ヤードを超えるドライバーショットを放つなど、今回も安定したプレーを披露した。取材日は10月だったこともあり、コース内の木々も秋めいていた。春には桜が咲くということで、大久保さんも「空気が気持ちよくて、言うことないね」とうれしそうだった。 国内最大級のゴルフ関連ポータルサイト「ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)」と協力して行うこの企画は、大久保さんにとっても九州のゴルフ場の魅力を体感する場となっている。同行してくれた塚本総支配人も「楽しんでゴルフをしている感じが伝わってくる。サッカーで結果を残した大久保さんが来てくれることで、ゴルフ場も活気づきます」と目を細めた。 雄大な大分の景色に確かな足跡を刻んだ今回のラウンド。「やっぱりゴルフは最高だよ」。笑顔と快音を置き土産に、新たなコースへと向かった。 ◆「トライアルゴルフ&リゾート OITA COURSE」 東九州自動車道の大分宮河内インターチェンジから車で約5分。大分市広内払川227の1。097(529)2311。
西日本新聞社