現時点での"最強"ETF! ついに上場した「iFreeETF FANG+」をレビュー
大和アセットマネジメントの新しいETF「iFreeETF FANG+」が2015年1月10日、東京証券取引所に上場した。 【全画像をみる】現時点での"最強"ETF! ついに上場した「iFreeETF FANG+」をレビュー これは、昨今そのパフォーマンスの高さから、投資家の間で注目されている投資信託「iFreeNEXT FANG+インデックス」の兄弟分だ。 あらためて「FANG」とは何か、投資信託とETFの違い、今注目を浴びている理由などを紐解いていく。 昨今、FANG銘柄が高パフォーマンスを発揮し、投資家の間で注目されている。実際、その名を冠した投資信託、大和アセットマネジメント(以下、大和AM)の「iFreeNEXT FANG+インデックス」は、S&P500をはるかに上回る好成績を発揮してきた。 そんななか、同ファンドの兄弟分に当たる「iFreeETF FANG+」が1月10日、東京証券取引所に上場。これも同様にFANG銘柄へ分散投資した、新規ETF(上場投資信託)商品となる。 ちなみにFANGとは、現在のアメリカを代表するビッグテック企業を総称したもの。その名を冠したETFはどんな商品なのか紹介していこう。
まずは「FANG」を簡単におさらい
まずは、FANGについて、簡単に説明しておく。読み方は「ファング」だ。 FANGとは、フェイスブック(Facebook)、アマゾン(Amazon)、ネットフリックス(Netflix)、グーグル(Google)の頭文字を示したもの。そのうえで、基本的にアメリカのビッグテック企業を総称した呼び名と理解されている。 ビックテック企業の呼称としては、GAFA(ガーファ)も有名だ。これは、グーグル、アップル(Appple)、フェイスブック、アマゾンの4社の頭文字を取ったもの。だが、それが時代の趨勢とともにFANGとなった。 「iFreeNEXT FANG+インデックス」も「iFreeETF FANG+」も、ICE(米インターコンチネンタル取引所)が2017年9月から算出している「NYSE FANG+指数」に追従する商品だ。つまり、2017年頃にもっとも勢いのあったビッグテックが、FANGの4社ということになる。