会社で「財形貯蓄制度」をすすめられました。自分で貯蓄するのと何が違うんですか?メリットはあるのでしょうか?
財形住宅貯蓄制度以外で貯蓄する方法
財形貯蓄制度と似ている国地が推進する貯蓄方法として、NISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)があります。 NISAも投資した金融商品から得られる利益は非課税ですが、年間投資額や非課税保有限度額が決まっているのが異なる点です。 iDeCoは掛け金や運用益、給付を受け取るときに税制上の優遇措置が講じられています。掛金を運用するには自分で運用方法を選択して申し込み、掛け金を拠出します。ただし、60歳になるまでは受給できない点に注意が必要です。 NISAとiDeCoの元本変動型はどちらも「投資信託」に投資するため、元本保証はありません。確実に貯蓄したい場合には、財形貯蓄制度が安心です。
貯蓄の目的に沿って選ぼう
財形貯蓄制度は、1000円からスタートできる会社が天引きで貯蓄してくれる制度です。税制優遇もあるため、銀行口座に普通に貯蓄しているよりはメリットがあります。 ただし、すぐに引き出したりするのは難しく、目的外の場合は課税されてしまうため、使い方には注意が必要です。目的に沿った貯蓄制度をうまく活用し、しっかりとお金を貯めましょう。 出典 厚生労働省 財形貯蓄制度 デジタル庁 e-GOV 労働基準法 (昭和二十二年法律第四十九号) 第二十四条 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部