【栃木県の名物蕎麦レシピ】混ぜて食べる「ニラ玉蕎麦」 ごまやラー油をかけてもよし!
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、白央さん。
vol.109 ニラ玉蕎麦
栃木県では茹でたニラをのっけた蕎麦が名物と聞きます。やってみたら、確かに合いますねえ。私はここに、海苔と卵黄を加えたくなりました。全体をよーく混ぜてお召しあがりください。 ■材料(1人分) ・ニラ:25g程度 ・海苔:1/2枚 ・黄身:1個分 ・蕎麦:1玉 ・めんつゆ(3倍希釈):大さじ2と1/2 ■作り方 (1) ニラは熱湯に放ち、5秒数えてざるにあげ、粗熱がとれたら軽くしぼる。 (2) 蕎麦を表示のとおりにゆでて、水気をよく切る。 (3) 器に蕎麦を盛り、ちぎったのり、ニラ、卵黄の順にのせて、めんつゆをかける。 ごまをふったり、ラー油をかけたりしてもおいしい。卵の白身は汁ものに入れて使うのが面倒であれば、溶き卵にしてしまって、その中にめんつゆを加え、つけそばにして食べるのもいいです。 昨日のしらいさん回、「もやしはひげ根に臭みがある」は至言です。面倒くさいけど、取り除いて料理すると味わいが2ランクは余裕でアップしますよー。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
白央篤司