こっちのけんと、当面の間活動をセーブ「どんだけ人生が変わっても『死にたいな』と考えてしまうので…」
マルチアーティスト・こっちのけんとが1日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、当面の間、活動をセーブすることを発表した。 こっちのけんとは、おととし9月、双極性障害と診断されたことを公表していた。 Xでは、「同じ思いを持つ人、同じ病を持つ人、可能な限り背負わせていただき、人生をかけて1年間歌わせていただきました」と昨年を振り返り、「若干躁(そう)期でした。今後は跳ね返りと戦うために当分休みます」と発表した。 続けて「どんだけ人生が変わっても『死にたいな』と考えてしまうので、やっぱり病気なんだなと思います。僕が頑張れた理由を考えると僕を支えてくださった皆様のおかげだったなと確信しております」と心境を明かし、ファンに対して「僕にしてくださったように世界中で悩んでいる人たちに、その優しさを向けていただければ幸いです。悩みは解決するのが一番ですが、持ち続ける事で人生を彩ることも出来ます。それが証明できた事だけでも僕の人生は最高です。お力添えいただきありがとうございました。また頑張れそうな時が来るまで鬱(うつ)期を楽しんでまいります。死なないように生きておきます」と伝えた。 こっちのけんとは、12月30日に発表された、「第66回日本レコード大賞」で最優秀新人賞を受賞。12月31日には「第75回NHK紅白歌合戦」に出場していた。 ※写真は資料
テレビ朝日