木村拓哉が見せた“事務所を背負う”漢気に異論噴出「背負ったのは東山だけ」さんまと異なる“スタンス”
1月1日放送の『さんタク』(フジテレビ系)。その中での明石家さんまの木村拓哉へのアドバイスが話題を呼んでいる。 【写真】「175cmの上川隆也より小さい!?」木村拓哉の公表身長に疑惑が湧いた一枚 正月の恒例特番となった同番組。この日2人は震災から1年が経過した石川県・能登に出向き、1000人分の炊き出しに尽力した。 そんな同番組のオープニングトークでのこと。ひょんなことから、さんまは「俺たちはホンマに背負うものが多いから」と切り出すと、「なのに俺、勝手にしょわんでもええのに、吉本興業をしょってしまっててんね」と言及。これに対して木村が「でも、それは、たぶん(吉本も)暗黙の了解だと思いますよ」と回答。吉本側も、はっきりとは口に出さずとも、さんまにそういう役割を担ってほしいと思っているはずと答えた。 するとさんまは、「暗黙言うてもな、しょわなくてええものを、しょってて。しんどいなと思って、もう、しょうのやめたんですよ」と返しつつ、「だから、お前も事務所背負うのやめろ」と助言。木村はその一言に笑いながらも「えっ…」と数秒、絶句。「辞めていいんですか?」と、在籍しているSTARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO社)からの退所を勧められたと勘違い。さんまはこれに慌てて、さんまが「ちゃう。しょうのを!」と強調していた。
《誰も事務所背負ってるなんて思ってなくない?》
だが、このアドバイスに、木村ファンからは異論が噴出。 《誰も事務所背負ってるなんて思ってなくない?》 《さんまも背負ったつもりだけど大したことしてない》 《背負ったのは東山だけでしょ》 などツッコミが寄せられてしまった。さんまはなぜ木村に、このような言葉を贈ったのかだろうか? 「ここ数年の吉本は闇営業問題にジャングルポケットの元メンバー斉藤慎二さんの女性問題、そして松本人志さんの一連のスキャンダルなどトラブル続きです。一方、STARTO社も旧ジャニーズ事務所の創業者・ジャニーズ喜多川氏の性加害問題やKAT-TUN中丸雄一さんなど相次ぐ後輩の不祥事が山積。吉本のトップとして走り続けるさんまさんは、STARTO社で多くの後輩から慕われ、影響力のある木村さんの置かれている境遇と自分を重ね合わせたのでしょう」(ワイドショー制作スタッフ) だが、さんまと木村はスタンスが違うようだ。 「木村さんは昨年末の『それSnow Manにやらせて下さいSP』(TBS系)で、Snow Manのメンバーに向けて、相次ぐ後輩の退所について『自分のことを考えたら辞めたほうがいいのかもしれないけど、自分だけでできている仕事はない。ファンの人がいてくれて初めて成立してる』『自分の事を考えたら全然(事務所を)やめた方が良いと思う。単体であんまり考えていない』と話していました。つまり木村さんは会社や業界全体というよりファンファーストで考え、動いている志向のタレント。さんまさんのアドバイスに対し勘違いするほど響いていなかったのはそのせいでしょう」(放送作家) 後輩のトラブル解決に向けて奔走することをやめたという、さんま。これによって一体どれだけの不都合が生じるのかは、傍から見ても分からないだろう。