7月から1都8県で試行「熱中症警戒アラート」とは?
アラートが出ない場合も4段階の危険度レベル
熱中症への警戒を呼びかける情報は、これまでにも環境省の「暑さ指数」のほか、気象庁の「高温注意情報」がありました。 今回の試行では、「高温注意情報」の発表基準を「暑さ指数」に換え、両省庁が熱中症警戒アラートの情報を1都8県で先行的に提供します。暑さ指数が「33」を超える場合に発表しますが、それより下の数値の場合でも、これまで通り4段階の危険度レベルで熱中症への注意と取るべき行動を呼びかけます。 ◎暑さ指数「31」以上=「危険」 高齢者は安静状態でも熱中症になる危険性。外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する ◎暑さ指数「28」以上「31」未満=「厳重警戒」 外出する場合は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する ◎暑さ指数「25」以上「28」未満=「警戒」 運動や激しい作業をする場合は定期的に休息を取る ◎暑さ指数「25」未満=「注意」 一般的に危険性は低いが、激しい運動や重労働をした場合には熱中症の危険も