「その家事のやり方、非効率だよ」…妻を「人格否定」「洗脳」「奴隷化」する《無意識モラハラ夫》のヤバすぎる実態
自分は間違いを指摘しているだけ
経験上、「モラハラ」をするのは男性のほうが多いようですが、彼ら「モラハラ夫」は、「妻が間違ったことを言っている・やっている。自分は間違いを指摘しているだけだ」とよく言うものです。 このように、一見「これは暴力・ハラスメントではない」という言い訳が成り立つのが「モラハラ」の特徴であり、厄介なところです。 「モラハラ」を受けている側が、ずっと批判されているうちに、「本当に自分が悪いのかもしれない」と、「洗脳」されることもあります。 ただ、先述の通り「モラハラ」の概念が広まったことで、「あれ?これってモラハラかもしれない」と気づき、相談に来る人が増えているのです。 『「男女平等社会」が生んだ闇…令和に《無意識モラハラ夫》が急増している衝撃の理由』へ続く
岡野 あつこ(夫婦問題研究家・パートナーシップアドバイザー)