代表ウィーク明けにビッグマッチが続くリヴァプール 懸念材料はマクアリスターの勤続疲労
ここまでは先発メンバーを固定
ユルゲン・クロップ前監督の退団によって戦力ダウンが危惧されていたリヴァプールだったが、プレミアリーグでは第11節終了時点で2位マンチェスター・シティに5ポイントの勝ち点差をつけて首位、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズでもここまで全勝でトップを走っている。 ベリンガムのゴージャス彼女がセクシーポスト連発! しかし、23日(現地時間)にプレミアリーグ第12節でサウサンプトンと対戦した後にレアル・マドリード戦(同27日)とシティ戦(12月1日)というビッグマッチを控えている。この2試合は、アルネ・スロット監督を新指揮官として招聘した今季のリヴァプールにとって、真価が問われる戦いとなるだろう。 重要な2試合を前に、現地メディアはスロット監督の選手起用がカギになると見ている。ここまで先発メンバーを一貫して固定してきたスロット監督の従来の方針では、レアル、シティとの連戦を乗り切れない可能性があるからだ。 特に不安視されているのは、ライアン・グラフェンベルフと中盤の底でコンビを組むアレクシス・マクアリスターの状態だ。同選手はチャンピオンズリーグでは全試合で先発フル出場、プレミアリーグでも11試合中10試合で先発出場を果たすなどスロット体制下では欠かせないキープレイヤーの一人となっているが、アルゼンチン代表でも同様に主軸として招集され続けていて、15日の南米予選パラグアイ戦でも先発した。 クラブと代表を合わせたマクアリスターの今年の公式戦出場数は、既に58試合に達している。また、代表での活動には試合出場に加えて南米からヨーロッパまでの長距離移動もある。そのためマクアリスターがコンディションを維持するのは容易ではなく、リヴァプールの地元メディア『Liverpool Echo』も同選手について触れた記事の中で守備的ミッドフィールダーのローテーションの必要性を主張している。 ここへ来て先発メンバーの入れ替えについて改めて熟慮する必要に迫られる中、スロット監督の決断に注目が集まっている。
構成/ザ・ワールド編集部