「この料理好きじゃない」夫からの突然の一言に衝撃…関係がこじれる夫婦が無意識にやっていること
妻が他の家事で手が回ってないのに、夫はオムツも替えようとしない。妻が明らかに疲れているのに、寝かしつけも代わろうとしない。…なぜ夫は妻の発する信号に気づかず率先して助けてくれないのか。 ただでさえ、子どもの予測不能な行動に振り回されている妻は、協力的でない夫に不満やストレスが溜まる一方。 “パートナーと意思疎通がうまくいかない”…そんなお悩みを持った子育て世代の夫婦に、家庭内のストレスを最小限に抑えるのに効果的だった、我が家の“あるルール”のお話です。 【漫画で読む】「ちゃんと夫婦で話したいのに…」という時に効果あり!男性と会話する際の3つのポイント
出されたご飯は有無を言わず食べるのが正解?
遡ること8年前、今の夫と結婚しようかどうしようか、二人の間に「結婚」の話題が上るようになっていたタイミングのある日。いつものように手作りの夕飯を出すと珍しく箸の進まない夫...。 私『どうしたの?』 夫『これはあんまり好きじゃないかも』 突然言われた一言に衝撃を受けたのを今でも覚えています。将来の妻に向かって、出された手作り料理を好きじゃないって普通言いますか? 私のムッとした顔を見逃さなかった夫はすかさず、『そんな顔されてもそう思ったから伝えた』と被せてくる始末。夫は以前から『あんまりその服似合わない』とか面と向かって言いづらいことをストレートに伝えてくるので、ハートの弱い(当時)私は何度か傷ついていたわけなのですが、この手作り料理事件を機にその理由について深掘ってみることにしました。
家では最大限気を遣いたくない、と結婚前に宣言した夫。
自分がイヤだと思うことをストレートに伝えられる人は多くないですよね。相手を傷つけるかも、怒らせてしまうかも、嫌われたくない…そんな想いから好意を持つ相手や妻・夫に対しても本音は言いにくいもの、そして言われたくないものです。 しかし夫からは『夫婦になるんだから察することはやめよう』とハッキリと告げられたのです。 長い人生の中で、人の気持ちを察したり顔色をうかがう場面は多く、それ自体はコミュニケーションを円滑にするために決して悪いことではありません。 しかし、仕事をしていると気を遣う人や場所も増えていきます。だからこそ、“せめて夫婦間では”そういう作業は限りなくゼロにして快適に過ごしたいと、言うのが夫の理論でした。