週末の広島カープ(5月10日~12日)アドゥワ誠が力投 若ゴイも大活躍 / 九里亜蓮 粘投も打線つながらず
さらに若鯉が続きます。矢野雅哉 は詰まった当たりが、絶妙の場所にポトリ。2アウトからの3連打であっという間に同点に追いつきます。 天谷宗一郎 さん 「そうですね。バットの角度がよくなっているからこそ、ヒットゾーンに飛ぶんです。技術のたまものだと思います」 さらに5回、秋山翔吾 のヒット、菊池のフォアボールでランナー2塁・1塁のチャンスを作ると、4番に起用された2試合すべてで決勝点を挙げている 小園海斗 。得点圏打率リーグ2位(試合前.423)の頼れる男が、タイムリーを放ち、勝ち越しに成功します。 天谷宗一郎 さん 「コンパクトに振っていますし、ベテラン2人が作ったチャンスを若手が還す。チームがのってきますよね」 勝利投手の権利を得たアドゥワは、いつものポーカーフェイスで落ち着いたピッチング。リーグトップの8ホームランを放つ 細川成也 をフォークで空振り三振に仕留めると、後続2人も凡打に打ち取り、「点を取ってもらった後にしっかりゼロでいけたのはよかった」と、この日、3度目の三者凡退でリードを守ります。 天谷宗一郎 さん 「試合展開も頭に入れながら投げ切れていたんじゃないかなと思います」 6回、カープはさらに打線がつながります。まずは1アウトから矢野。この日の早出練習から取り組んだバッティングがさっそく実を結び、4月7日以来のマルチ安打を放ちます。 さらに前の打席でもう少しでホームランというフェンス直撃のヒットを放った石原。チーム10本目のヒットは、巡ってきたチャンスをしっかりものにする2年ぶりのマルチヒット。 天谷宗一郎 さん 「すばらしいです。打席数は少ないんですけども、しっかりと与えられた場で結果を残していますから。いい準備ができている証拠です」 絶好の得点のチャンスを作ると、カープ首脳陣は早めの決断。“代打の切り札”・松山竜平 がコールされます。追い込まれてからの4球目をライト前へ。ここぞの場面でやはり頼りになります。さらにランナー・矢野は、赤松真人 コーチのゴーサインで全力疾走でホームへ。
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