SNSで話題 かわいすぎる“奇跡の一枚”きょうだい犬が“奇跡の再会” 「山陰柴犬」約50匹が鳥取に集合
SNSで話題!“奇跡の一枚”の2匹が再会
一方、「兄妹(きょうだい)」の再会もあった。 再会したきょうだい犬は、2021年に発売された写真絵本に登場。生まれて間もない頃の兄「コマツ」と妹「しずく」の2匹のかわいすぎる瞬間をとらえた写真が、“奇跡の一枚”としてSNSでも話題になった。親元を離れた後、それぞれ別の飼い主のもとで過ごしていたが、今回の鑑賞会で予期せぬ再会を果たした。まさに“奇跡の再会”となった。 お兄ちゃんの「コマツ」は今、鳥取・大山町の飼い主のもとで暮らしている。 兄・「コマツ」の飼い主: うちに来ることが決まっていて、その数日前にあの写真が撮れたということで、びっくりしている。 一方、妹の「しずく」は岡山・総社市で暮らしている。名前は「ぽち」に変わったが、あの愛らしさは変わっていなかった。 妹・「しずく」改め「ぽち」の飼い主: 私の方も同じで、「奇跡の一枚のワンちゃんです」と聞いた。何回かここに来ているが、会えると思っていなかったのでびっくりした。 「イヌを飼うこと自体が初めてだった。上手にしつけられているとは全然思えないが、ちゃんと賢くて番犬をしてくれるし、あまりやたらと吠えないし」と語る「コマツ」の飼い主。 「この間は、台所にアナグマが侵入してきたが、コマツが戦って撃退してくれた」ということで、飼い主のもとで山陰柴犬としての役目をしっかりと務めているようだ。 “奇跡の一枚”から4年が経ち、2匹とも大きく成長。「しずく」改め「ぽち」は、4匹の母親になっていた。 山陰柴犬育成会・尾崎哲会長: 絶滅しかけた山陰柴犬を何とかここまで回復できたのが一番の喜び。犬をかわいがってくれれば必ず心を開きますから、そういう方を育成会の会員として増やしていきたいと思っている。 飼い主たちの愛情がたっぷり注がれた「山陰柴犬」が大集合したこの鑑賞会、次回は10月27日に開催される予定で、さらなる育成の輪が広がることが期待されている。 (TSKさんいん中央テレビ)
TSKさんいん中央テレビ