大阪市・松井市長が定例会見10月28日(全文2)国会議員は50万人で1人を選べばいい
大阪14区に立候補した青柳氏の浸透度はどの程度か
関西テレビ放送:関西テレビの沖田です。大阪14区に関してお伺いしたいんですが、きのう代表が八尾に入って応援されてたと思いますが、今の時点で維新候補の青柳さんの浸透度はどれぐらいであるかと思われていますか。 松井:まだ知名度というのは非常に厳しいと思っています。だから本当に横並び、そんな状況かなということで、なかなか僕自身が地元に帰るというのはできないんだけど、候補者はもちろんですけども、おかげさまでこの間、地方議員が市議会、府議会、そして首長と維新の仲間が増えてますんで、一致団結で総力を挙げて戦ってもらいたいと思っています。 関西テレビ放送:八尾を含む大阪14区というのは松井代表の地元でもあって、かなり地盤の強いところだと思うんですが、そこに青柳さん、新人の青柳さんを入れた意味、青柳さんのどういうところを見て14区に入れたかというのがもしあれば教えてください。 松井:彼は経歴から言うと、僕はずっと言っているように、国会議員の仕事というのは地方の政治家にできない、われわれは分権を掲げてる政党ですから、やっぱり国会議員というのは、国会議員の中心的な仕事でやっぱり外交防衛、これは地方ではできません。これが一番やっぱり国会議員としてやる仕事の、全てとは言わないけど、中心だと思うんです。青柳さんは国連の職員で、彼は今のアフガニスタンに2年間住んでましたし、世界の外交をやる上での情勢をまず現地で経験してきた。そういう人材ですから、僕は国政にふさわしい人だなと最初から思ってました。
今のところ何が足りないと思うか
彼は埼玉で二度、三度、維新で立候補していますから。でも、埼玉じゃなかなか苦しい。やっぱり勝てなかった。その間もいろんな政党を、維新の会の公募をして候補者になった中でも、やっぱりそれは関東では全然力、支持が低いわけですから、非常に厳しい状況でしたけど、それでも他党というか、そのときそのときのムードのいい、そういう政党に行くことなく、維新で、埼玉で立候補して、やっぱり、これはもう惨敗の状況ですよ。でも、それでもやっぱり維新の考え方っていうのに共感してるっていうことで戦ってきた男ですから、そこはやっぱり1つの筋を通すなと。やっぱりそういう信念を僕も感じたので、ぜひこういう人が、彼の経験からいって、人間性からいっても、こういう男がやっぱり僕の地元で国会議員になってほしいなと、こう思ったから青柳さんにしました。 関西テレビ放送:あと最後に1点なんですが、青柳さんはもともと関東の方だと思うんですが、残りの選挙戦と、またその先を見据えて八尾から出た国会議員となる候補の方としては、今のところ何が足りてないなと思われますか。 松井:いや、それは時間が足りてないんですよ。だって活動、彼も生活があったから、今年の3月? 4月いっぱいまではやっぱり仕事の関係でずっと発表まで至らなかった部分もあるので。そこから半年ですよ、活動しだし。だからみんな名前、やっと名前ちょっと知ってもらえたかなという状況です。だから名前知らんということは、人となりもなかなか知らないわけですよね、みんな。僕の、やっぱり親しい後援会の人たちでも。名前は分かったけど、どんなやつやと。どんな子やと、こうなるわけ。 だからこれからそれをしっかりと、僕は分かっているわけですよ、もう。彼が維新政治塾1期生かな。それで、12年から維新で選挙出てるわけだから。分かってるけどね。僕らの周りもまだ分からないと。これからやっぱり地元に根を張って、彼の人となり、で、彼の、なんて言うのかな、政治家としての仕事、それをしっかり彼自身が伝えていくしかないと思います。 大阪日日新聞:毎日放送さん。