奈良市が警報などを東西2分割して発令へ 有効な防災対策を促す
奈良市と奈良地方気象台は26日、警報、注意報、土砂災害警戒情報などの発令を、来年3月13日午後1時から東部と西部に2分割して行うと発表した。 現行の警報は市域全体で発令されているが、山間部の東部7地区(田原、柳生、大柳生、東里、狭川、月ケ瀬、都祁)と市街地の西部とは気象や地形が異なり、市は有効な防災対応を促すため細分化を気象庁に求めていた。 市立小中学校や幼稚園などの施設の所在地で警報が発令された場合は臨時休業。東部と西部をまたいで通学・通園している家庭で居住地に警報が出た場合、小中学校は登校不可とし、幼稚園などの通園は保護者に登園時間の変更や欠席の判断を委ねるとしている。