もし自分の子どもが保育園で「ケガ」の被害者・加害者になったら…親はどう解決すべき?
現役保育士さんからはこんな意見も…
10年間保育士として働いている方からは、こんなトラブルと意見も寄せられました。 「息子がおもちゃを取られてしまい、取り返そうとして手で友達の顔をひっかいてしまった。相手側の祖父が激怒してしまい、園側に、先生たちで収められないならこちらから謝罪しますと伝え、保護者に謝罪の電話をしました。でも普通なら保護者には謝らせないです。何事も、トラブルを防げなかった保育士に責任があると考えます……」 まだ気持ちのコントロールや言葉で伝えるというのが難しい子ども同士のトラブル。保育士さんの立場からは、トラブルを大きくせず、園で子ども達が快適に過ごせるよう、精一杯勤めて下さっていることがわかりました。ケガをさせてしまった子どもや親の責任と考えるよりは、保育士さん自身の意見も少し考えさせられるものでした。
親ができる環境作り・子どもへのケアは?
<された側> 自分の子どもも、今後誰かにケガをさせてしまう可能性があることも大前提で、子どもには「困ったことや痛かったことがあったら先生にお話しするんだよ」と日頃から話をするようにしているというママが多かったです。 事態の大小にもよりますが、Uさんのケースのように、園の先生から「こんなことがありました」と報告はなくとも、子どもが自ら話して発覚することも珍しくないと思うので、日頃から子どもが自分から何かあったら話してくれるような環境作りをしておくことも大切だなと思いました。 <してしまった側> 「どうして叩いちゃったの?」など気持ちを聞いたうえで、「お友達は痛いし、悲しいよ」と、本人にもしっかり理解していってもらうという意見がありました。 わざとやってしまったり、そうではない場合もありますが、少しずつ感情のコントロールができるようになって、やってもいいことorいけないことの判断がつくようになるまで、子どもに寄り添って見守っていきたいですね! みなさんはこれまでトラブルを経験したことはありますか? どう解決したのか、ぜひ教えてください。