もし自分の子どもが保育園で「ケガ」の被害者・加害者になったら…親はどう解決すべき?
園ではトラブルの相手は教えないのが一般的
最近では、お友達同士でケガをさせてしまったり、させられてしまったとしても、保護者同士のトラブル防止のために、相手の子の名前は教えてもらえないのが一般的になっているようです。 面倒なトラブルを回避できる反面、子どもがケガをさせられてしまった側のママは、「相手の子にしっかり謝ってほしい。親からも謝罪が欲しい」という意見があったり、反対にケガをさせてしまった側のママからは、「相手の子と親に、改めてきちんと謝りたいけど、相手がわからない……」という悩みもあるようです。まだ善悪の判断がつきにくい子ども同士のトラブルとは言っても、やはり親の気持ちとしては「相手の子の名前が知りたい」とモヤモヤを感じる人も少なくないかもしれません。 しかし、ある程度2歳過ぎたあたりから、「○○くんに叩かれた」と、子どもが自分で相手の子を言える年齢になってくると、また状況や対応も変わってくるという相談を受けました。
厄介な親と思われたらどうしよう……
with class mamaエディターの筆者が、保育園・幼稚園トラブルについて記事にしようと思ったキッカケになったのが、フォロワーのUさんから相談されたこんな内容。 子どもとお風呂に入っているとき、3歳の息子が「今日Aくんに叩かれたの」と言ったんです。これくらいの年齢って、「○○先生がお尻噛んだの~!」とか、絶対にあり得ないようなことをふざけて言ったりもするから、その日は「そうなの? 叩いたらダメだよって言おうねー」で終わりました。 でもそれが、数日続いて。「今日も、Aくんが叩いたの」と、毎回同じ子の名前を出して、息子が同じことを言うから、さすがに本当かもしれない……と思って。でも園からの連絡帳にはそういうトラブルは何も書かれていないけれど、こっちから先生に相談してみようかなって思ったんです……。 園の先生たちに“めんどくさい親だな”とは思われたくないけれど、子どもが悩んでいるのかもしれないと思うと、そのまま放置もできないし……と悩んでいる様子でした。確かに、先生からは特に報告もない状態で、自分の子どもからそんな話を何回も聞かされたら、親としては心配になりますね。